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国際ボランティア体験記~英語編~

こんばんは。

今日も昨日に引き続き,国際ボランティアの話題です。今回は英語編と題し,これまで英語をほぼ読み書きでしか勉強しかしてこなかった私が英語で意思疎通することの苦悩や気づいたことを中心に綴っていきたいと思います。

ボランティア中の公用語は基本英語ですが,参加した8人中,一番英語に苦戦していたのは圧倒的に私含めた日本人3人でした。。。

きっと母語が日本語よりも文法的に英語と似ていて英語を習得しやすいんだろうと思っていましたが...

ある日ベトナムの子にどのように英語を習得したのか尋ねたら,ほとんど学校の授業で身に付けたと言われて,個人の努力なんだなぁと痛感しました。

英語の授業はどんな感じなのか尋ねたところ,レベル別にクラスが分かれていて,彼女が受けていたレベルが高めのクラスでは先生がネイティブの方だったそうです。そこで読み書きだけでなく,会話の力も身につけたとのこと。

思い返せば,私は小学校から英語を勉強しているにも関わらず,8年以上経った今でも英語を使いこなせません。

読み書きしかほぼやっていなかったんですよね。いくら書けても,読めても,実際に話さないと意味がないとはわかってはいたものの,テストは読み書きだけ(リスニングは少しあるけれど)だから,自分もそれだけしかやらない!と割り切ってしまっていたんですよね。

今思えば,たとえテストがスピーキングではなく読み書きが中心だとしても,もっと自分で英語学習にリスニングやスピーキングを取り入れるといった実践的な関わり方をしていれば,読み書き中心のテストでも効果はあったのではないかと思います。

やはり,実践的に英語と関わる方が,英語への抵抗が少なくなると思うんですよね。

これまで英語はほとんど読み書きしかしてこなかった私は実際リスニングやスピーキングが大の苦手でしたが,今回のボランティアで2週間毎日必ず何かしら英語を聞いたり話したりした結果,完璧に正しい文法に拘る必要はなく,それよりも発音,アクセントの方が正しくなければ相手には通じないということがわかりました。

実際,日本人が必死に外国人にある単語(日本でもカタカナで使われる英単語でしたが,肝心の何かは忘れてしまいました(・・;))を言っても全く伝わらず,日本語も英語も堪能なベトナムの子が汲み取って代わりに英語の正しいアクセントで伝え直したところ,すぐに通じたという場面が何度かあったのです。

また,英語をスラスラ話す(が,英語ネイティブではない)外国人の英語を聞いていると,その前置詞いらなくない?などと思うこともしばしばあり,決して完璧に正しい文法の英語というわけでもなさそうなんですよね。でも,ちゃんと言いたいことはこちらに伝わるんです。

こうしてみると,やはり読み書きだけに拘らず,文法を間違えることを恐れずにどんどん話して正しい発音やアクセントを使い慣れることが大事なのかなと思えます。

最後にもうひとつ。私が2週間の英語コミュニケーションにおいて最ももどかしかったことは,上手くリアクションができない…ということでした。

というのも,会話の中で相手の言っていることは何となくわかるんですよね。既に述べた通り,文法を追って理解しようとしなくても,聞こえた単語を組み合わせて大~まかな意味を汲み取ることはできるのです。

ただ,理解するのに精一杯なんです。だから,上手い返しができないんですよね。日本語で全く同じ内容の会話をしていればもっと上手い返しができて会話が弾むだろうと,何度悔しくなったことか…。相手の発言を受けて頭の中では思うことや言いたいことがあっても,どうやって英語にしようかと考えているうちに時間がかかってしまって,返すタイミングを逃してしまうのです。

この悔しさを克服するにも,もっと英語を聞く・話す機会を自分で増やしていかなければならないなと実感しています。

これからは,英語の音楽や映画に親しんだり,学校でも今までなかなか勇気が出ず履修していなかった留学生科目という,英語で理科などを学ぶ科目に挑戦してみようかなと思っています。(^▽^)/

それでは今日は,この辺で~!






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