一言日記用

かわいい子供の話

子供は好きですか?
わたしはふつうです。
正しく言うと「なついてくれる子は好き」です。
嫌なことを言ってくる人は大人でも子供でもあんまり好きじゃない。

わたしは親戚付き合いで自分より年下の子と触れ合うことがなく、
いつもどこへ行っても自分が一番年下で、周りに超可愛がられていたため、誰かを可愛がる経験や子供と触れ合うという機会があんまりなかった。

わたしは子供の頃すごく生意気で、「それ言っちゃだめ」ってことを
平気で口に出しては気まずい空気を大人たちに処理させていた。
(例えばハゲている人の前でアートネイチャーのCMの曲を歌ったり)
(プレゼントをくれた大人に「なにこれいらね〜w」って言ったり)
(最悪な子供だった)

そんなこんなで、自分の昔を思い出すこともあり子供と接するのは実はいつも緊張していることが多かった。

夫と結婚し、夫側の親戚には子供がたくさんいる。初めて会ったのは結婚した次の正月だった。
全員分のお年玉を用意する夫に、お前もお年玉をあげろと別に頼まれたわけでもないのに
「わたし、可愛いと思う子供にじゃないとお年玉はあげたくないから…まだ会ったことないから、あげるかは会ってから決める」とか宣言していた自分を殴りたい。

会ってみたら超〜〜かわいかった。
みんな親戚たちからもらうお年玉に目を輝かせて、ニコニコ嬉しそうに「ありがとうございます!」と言っていた。
会うなり「お年玉ください」と言い、もらって即目の前で開けて数えていたわたし…消えたい。消えろ〜!!!

わたしが絵を描いている人だと知っていたらしく、3人の女の子たちが恥ずかしそうにわたしのキャラクターのクリアファイルを持ってきて
「あの、サインしてもらっても良いですか?」と言ってきた瞬間
来年のお年玉は必ず個別でわたしからもあげる。と決めた。

昨日もみんなに会って、iPadに絵を描いたり
今やっている吹奏楽部でチューバを吹いているけど重くて大変って話を詳しく聞かせてくれたり、
ピアノが好きで大変だけど練習して上手くなるのが楽しいって教えてくれたり
音楽は興味ないけど絵は好きって話をしてくれたり
色々話したよ。
「LINEをしたいけど仕事で忙しいからやめなさいってお母さんに言われて送ってなかったんです」といわれ「いつでも大丈夫だから送って!!!!」と返しました。おわり

↓わたしが指で描いたうさぎ



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