アトリエで作業していたら
先日の結婚式の写真のデータがカメラマンから届く。彼の写真は天才なのでワクワクしながらzipファイルを開く…

感動。あの日の嬉しさが写真になっているだけでもすごいのに、天才カメラマンのおかげでわたしめっちゃキレイに撮ってもらえてるやんけ。

すごい数の写真を１つずつ矢印を押して見ていき、夫と喜びを噛みしめる。

…あれ？

わたしの髪型が結構変な写真がチラチラあることに気づく…。

…角度によっては演歌歌手みたいに見えるのでは？！

チラッと夫の方を見ると、
「なんかこの写真ゆりえの髪型おもしろいね」と言う。

初めは笑いながら見ていたんだけど

一生に一度の結婚式でこの髪型だったのか…
悔しい…全角度から見ても可愛い髪型が良かった…あんな高いお金を払ったのに…

とだんだんテンションが下がってくる。

結婚式のヘアメイクは会場の人がやるので（持ち込むとしてもブライダル専門のヘアメイクさんじゃないとダメと言われて諦めた）
初対面の人に自分の理想を伝えるのは難しい。もっと参考画像用意しておけばよかった…涙 なんでこんな貫禄のある髪型に？

更に、あとなんか痩せたつもりだったけどまったく痩せてなくない？この角度とかヤバい、力士？
あれ？わたしって自分の見積もり高かったのかな？もっと可愛くない？えっ？

一緒に見ていた夫に「ねえわたしってブス…？？」と聞いたら夫が否定しつつもクスクス笑っていた。

カチンと来て「君はいいよな。どの角度から撮っても最高に可愛くてさ！！！！ダイエットなんかしなくてもいつでも可愛くていいよな！！！！」と絡み、

「悔しいよ〜〜写真こんなに最高なのに髪型がやだよ〜〜〜あと私アゴがないね！！！」と叫んでいたら

「ゆりえは楽しくても嬉しくても怒ってても基本的に元気なとこがいいよ」と言われ結構機嫌が直った。