見出し画像

画才があったらいいのにと思ったお話。

寒い冬の、月曜日の、しかも傘無しでは歩けない雨の朝、という三重苦の今朝のこと。

月曜日がなぜ辛いかといえば、保育園のお布団カバーやバスタオルなどの荷物が多いんです。しかも娘は先週金曜日に何度もウンチをおもらししたらしく3着の置き着替えが全て洗いものとして戻ってきていたので、その荷物もありました。

左手に傘、右手には荷物で膨らんだ保育園バッグ、背中には出勤用のデイバック、前には油断するとスリングから抜け出そうとする0歳児を抱え、保育園に向かうバス停に急ぐ道すがら、前を行く幼稚園バスの停留所に向かうお母さんと息子さんたちを追い抜いたところの狭い路地に、「迎車」のランプを点けたタクシーが停車していました。

こういう雨の朝にタクシーがつかまるなんてラッキーなんですよね。私も今朝タクシーを呼ぼうかと一瞬考えたのですが、こういう日は同じように考える人たちが多いので、タクシー会社に電話したところで電話を受けてもらえなかったり、電話を受けてもらっても今はタクシーがつかまらないと断られたりするんです。

車内の運転手さんはタクシーを呼んだ人を見つけられないのか、番地が特定できないのか、なんとなく外の様子を気にしている模様。せっかくタクシー呼んだのにもったいないなんて思いながら、タクシーの脇を通り過ぎました。

タクシーから30メートルほど進んだ民家の車庫の少し奥まったところに、杖をついたお婆さんが立っておられました。なんだかピンときてしまったので「タクシーをお待ちだったりしませんか?」と尋ねたんです。そうしたら、やはりタクシーを呼んだのはこの方でした。

タクシーは少し進んだところに停まってましたよ、とお伝えして立ち去ろうとしたのですが、思いがけず「悪いけど呼んできてもらえる?」とお願いされ一瞬フリーズしてしまいました。杖をついて数歩がやっとのご様子なので、確かにそうだよな、という状況。

タクシーまでは往復50メートル強といったところ。バスの時間まではまだ数分あるので小走りで戻れば大丈夫か? いや待てこの荷物に赤ちゃん抱っこだぞ? でもこのお婆さんこの距離を雨の中タクシーまでは迎えないよな? ひとしきり頭の中をグルグルさせた後、ひとまずタクシーに向かって大声(いや、中声だったか?)で「運転手さーん」と手を振ってみたところ、後ろから来ていた幼稚園児のお母さんが状況を察してくれた模様。

私がタクシーに向かって駆け出す前に「私が呼びにいきますよ」と言っていただき、お母さん10メートルほど先のタクシーまで戻る、タクシーの運転手さんに状況が伝わる、そしてタクシーがバックでお婆さんの駐車場に戻ってくるの連鎖を確認したところで、私はそのお母さんに会釈をしてまたもとの道に戻った次第です。

いやー 察しのよいお母さんとのいい連携プレイだったなぁと思い、このちょっとしたいい話をだれかに伝えたいと思ったのですが、文字にするとこれだけのことを伝えるのにこんなに長くなって、非常にやぼったいですね(自分に文才が無いともいう)。

というわけで、自分に画才があって、今日の出来事をセリフの少ない4コマ漫画とかでさらりと表現できたらいいのになぁと思ったのでした。


というお話です。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

もしもまさか私の文章に対してサポートしていただける方がいらっしゃいましたら、サポートボタンの向こう側で正座して待機してお待ち申し上げております。あなたのお志に感謝!

今日いいことがきっと起こりますよ!
5

はなねこ

東京都調布市在住の40代サラリーウーマンです。27歳から40歳手前まで続いた最初の結婚生活に終止符をうちましたが、42歳で5歳下の男性と再婚、43歳ではじめて子供を産みました。9ヶ月の産休育休を経て仕事に復帰。キャリアや結婚生活、育児のことなど思うことを綴ります。

はなねことはなねこのこのこと

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。