今度また結婚することがあるのなら...

結婚ではじめて実家を出た私は、生活を維持することに無我夢中だった。家具や生活雑貨を取りそろえ、実家で食べていたような手作りの食事、毎日のゴミ出し、食材の買い出し、掃除... 毎日必死だった。なんとなく、こういうことが生活なんだと思っていた。自分でやるのが精一杯だったので、相手との分担まで気がまわらなかった。気付いたら、ほとんどの家事を自分がやっていた。

家事は嫌いではない。料理も自分が食べたいものを自分で作る方が、他人の作ったものを食べるより美味しいことが多い。掃除もわりとこまめにするタイプで、散らかっている部屋を見ると気持ちがすさむ。 トイレットペーパーや洗剤なども、切れる前にタイミングよく買い足したりするが決してため込みすぎない。様々な生活の雑事の段取りがきちんとできると快感だった。インターネットの配線や網戸の張り替え、庭仕事だって、頼んでもいつやってもらえるのかイライラするくらいなら、全部自分でやってしまった方がよいと思っていた。

そうはいえども、仕事が忙しくなることもあれば、毎日の家事に疲れ切ることもときにはある。そんなときに「なぜ私ばかりが...」と思うのはしごく当然だろう。元夫は細かいことに無頓着で、言われるまで気付かないタイプで、じわじわと不満が溜まっていった。別に率先して家事をしてくれなくてもいいので、せめて、自分が作ったマイナスはプラスに戻す努力をして欲しい。ただそれだけを言い続けた13年間だった。

次に共に暮らす人がいるとしたら、やはり共同で生活を作る人がいいなと思う。得意なことがひとつやふたつはあって欲しい。そして私はそれに全面的に依存し感謝する生活がしたい。

もうひとつ後悔していることがある。慣れるまでは寝苦しくても、ひとつのベッドで寝るのがよい。元夫が寝相の悪かったこともあり、結婚当初から同じベッドで寝ることをしなかった。セックスが終わったら各自のベッドへ。自ずと回数は減るし、きっかけも計りづらい。スキンシップを侮っていたと思う。アメリカのドラマのように、とは言わないが、頻繁に触れ合い、口づけあい、抱き合う関係性が持てる男性を、今度のパートナーに選びたいと切に思う。

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はなねこ

東京都調布市在住の40代サラリーウーマンです。27歳から40歳手前まで続いた最初の結婚生活に終止符をうちましたが、42歳で5歳下の男性と再婚、43歳ではじめて子供を産みました。9ヶ月の産休育休を経て仕事に復帰。キャリアや結婚生活、育児のことなど思うことを綴ります。

13年目の離婚。

2015年に別のブログサイトで書いていた文章を引っ越してきたものです。今では再婚して子供がいますが、当時の心境を保存しておきたく、年齢などの表現はそのままにしてあります。
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