「赤ちゃんにとって母親がいちばん」を母親自身の手で終わりにしよう。

こんにちは、はなねこです。早いもので、もうすぐ3月も終わり。来週からは4月ですね。先月満1歳になった我が娘ですが、昨年5月から契約していた認証保育園を昨年末に退園し、今年1月から別の認証保育園に通っています。4月の転園ではやくも3園目になります。ころころと環境が変わることは娘にストレスではという心配をよそに、娘は新しい保育園で楽しそうに過ごしている様子です。また、たった1日の慣らし保育だけで娘を受け入れてくれたプロフェッショナルな保育士さんたちには、感謝ととてつもない敬意を感じています。

以前も書いたとおり、私は子供が生後8ヶ月になる頃に復職しました。日本の多くの家庭では、少なくとも1歳(あるいは幼稚園に通いだす3歳)になるまでは自宅で育児をする傾向にありますが、1歳にならないうちから育休を切り上げて職場復帰することに、私はみじんの迷いもありませんでした。育休中は毎日が家事と育児だけに終わることに閉口していましたし、育児時間の1/3以上にあたる時間を保育園に頼れるからこそ、両親が負担する残りの育児時間の質の向上が図れているとも感じています。

乳幼児を育てていてよく耳にするのが「小さいうちはできるだけ一緒にいてあげたい」という母親たちの声。そして周囲からの「赤ちゃんにとって母親がいちばん」という声です。本心でそう思っている方々もいらっしゃるとは思いますが、これらの声が日本の母親を育児に縛り付け、追い詰めているのではと思うことがしばしばあります。おそらくそれを言っている人たちは、一生懸命子育てをしている母親(たまに父親もいますが)への慰労のつもりなんでしょうが、私は子育ての全責任を母親に負わせるブラックな表現だと感じています。

逆に、それを言われて「そうでしょ、そうでしょ、私がんばってますもの」と微笑んでいる母親がいたら、今すぐに子供を父親なり保育のプロに預けて、自分自身を見つめなおした方がいいとすら思います。我が子というものは確かに愛おしく尊い存在だと思いますが、育児をする側もされる側も経験の浅い「素人」ですし、母子の組み合わせが常にベストなんて、単なる思い込みかもしれませんよ。

何しろ自分の子供の子育てなんて、自称「ベテラン」といってもせいぜい3~4例しか知りません。実の親だからこそ我慢できるつらい状況とか、ほぼ毎日接しているからこそわかる微妙な変化なんてのもあるんでしょうけど、離乳食を手際よく食べさせるのであればベテラン保育士の方が長けている場合もあるでしょうし、抱っこなら腕力のある父親の方が安定感があったりします。食べない寝ないなどの悩みも、何百何千人もの子供に接してきた保育士さんや助産師さんに助けを求めることで突破口が見つかる場合もあります。

自分が一番、自分しかいない、誰にも頼ら/れないと自分を追い込んでいってしまうと、何か起きたときの全責任を自分で負うようなマインドが形成されてしまいます。会社でも、「この仕事は私にしかできない」みたいな思い込みで鬱になったりする、やたらと責任感が強い方っていらっしゃいませんか?

母親一人がすべてを背負い込まないこと。父親にも育児をゆだねて、へたくそな育児を見守る寛容さを身に付けましょう。自分にだって初めてで下手くそな時期もあったはず。保育のプロにももっと頼ろう。そして、母親自身も外の世界に触れて、新しい知識や人付き合いを身に付けなくては。そのことはきっと、お子さんが成長する過程での「成長の肥やし」となってくれるはずだと私は信じています。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

もしもまさか私の文章に対してサポートしていただける方がいらっしゃいましたら、サポートボタンの向こう側で正座して待機してお待ち申し上げております。あなたのお志に感謝!

Noteやっててよかったー
15

はなねこ

東京都調布市在住の40代サラリーウーマンです。27歳から40歳手前まで続いた最初の結婚生活に終止符をうちましたが、42歳で5歳下の男性と再婚、43歳ではじめて子供を産みました。9ヶ月の産休育休を経て仕事に復帰。キャリアや結婚生活、育児のことなど思うことを綴ります。

はなねことはなねこのこのこと

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。