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夫婦でキバナコスモスを見に来るとは思わなかったなぁ

「サブちゃん、ドッグラン、行く?」

そう声をかけると
途端に興奮しだし、
早く連れていって、と言わんばかりに
抱っこをせがんでくる愛犬三郎。

昨日は、夫と二人で三郎を連れて
いつものドッグランへ出かけました。

ドッグランのあるイオックス・アローザはいま、
キバナコスモスでオレンジ色に染まっています。

冬はスキー場で賑わうイオックス・アローザも
グリーンシーズンには
花・華まつりといって
5月にはしゃくなげ、
7月にはあじさい、
9月にはキバナコスモスが
特設会場やゲレンデに咲き誇ります。

他にも6月下旬には、
山頂エリアでラベンダーを
楽しむことができます。

とはいえ、実は
イオックス・アローザの
花・華まつりを
直接見たのは初めてでした。

5月か6月頃、
ドッグランを訪れたとき
ゲートを抜け、
駐車場へ到着するまでの道路脇で、
麦わら帽子やほっかぶりをした
おばあちゃま方が
花壇の手入れをされていました。

道路脇の花壇も
誰かが手入れをされているお陰で
そこを訪れる私たちを
楽しませてくれているんだと思ったことと、
おばあちゃま方の
ハツラツとした表情や
テキパキとした動きが
素晴らしいと思ったことを
覚えています。

今回のキバナコスモスまつりも
ゲレンデ下部一面に咲き誇り、
小さなお子さんを連れた若いご夫婦、
ワンコ連れのご家族、
一眼レフカメラを構える男性、
杖を付きながら
ゆっくりとゆっくりと散策される高齢の男性、
そして初々しいカップルを
心地良い自然の空気と共に
楽しませていてくれていました。


あと3ヶ月もすれば
このイオックス・アローザも
ホワイトシーズンに入り、
ドッグランもゲレンデに変わります。

出不精の夫が自ら進んで出かけるのが
このドッグラン。
三郎が、リードなしで自由に走り回り、
喜ぶ姿を見るのが
夫の休日の楽しみのひとつなのです。

私はスノーボードで
ウッヒョー、ウッヒョーと言いながら
ゲレンデを滑り降りる
ホワイトシーズンも待ち遠しいのですが、
その時は、夫は一緒には来ません。

三郎のさんぽを機会に
「ちょっと外に行ってこよっか」
と夫と出かけることが最近多くなり、
実は、
私もこの時間が休日の楽しみになっているのです。

動きやすい適当な格好で
好きな時間帯に出かけ、
気楽にのんびりと過ごす時間。

数年前は、なかなかこういう時間は
持てませんでした。

生活の流れが変わってきただけでなく
お互いに、
休日をどう過ごしたいか
という思いが変わってきたのかもしれません。

帰り道の車の中で、
ホワイトシーズンになって
ドッグランが閉鎖になったら
ちょっと寂しいな、
と思った自分に
少し驚きました。

かつては、週末に夫と一緒でなくても
娘と、もしくは自分ひとりで
過ごせば良いと思っていたのです。

けれど最近になって、
夫と過ごす時間が増えて
その時間が私の楽しみになってきました。

夫との時間を尊く思えるようになったことを
嬉しく感じています。



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