2017/11/7

この前某学園祭のミスターコンテストを見に行った。それをレポートに起こしてお友達に読ませたら、褒められたからブログを始める事にした。文章書くことは欲求不満解消になるから、とても健康的なストレス解消法だ。とりあえず今日起きてからの事を整理する。

10時起床。二度寝して10時半~11時の間に起きる。前回見た夢が『就活生の溝端淳平に助けられイチャイチャする』だったので、今日の目覚めはその先の展開を期待していた。なのに溝淳はおろか今日の夢に男は出てこなかった。現実で一応彼氏いるのに、全く抱かれないから、夢の中だけでも毎晩誰か私を抱けよオラ。って思うけど、夢とは言え溝淳に抱きしめられた多幸感は1日経っても続いている。だからOK、本当は苛つくけどそれは家の壁を蹴る事によって、彼氏に怒りをぶつけていないから万事OK。

昨日書いた履歴書に写真貼って、封筒に宛先を書く。書き終え封筒裏を見ると油染みが出来ていた。いつもは警戒してキッチンテーブルの上で書類書く時は直置きせず、要らない紙を敷いていたが、今日は油断していた。馬鹿野郎。母ちゃんに封筒を買いに行って貰い、その間にパスタ麺を自分と母ちゃんの分を茹でる。パスタにかけるのはあさりと野菜のコンソメソース。少し工夫したくなり、牛乳とバターを入れてクラムチャウダー風にした。そういうレシピがネットにあったし。味はあまり牛乳の味がしない。とろけるチーズを入れたら少し胃がもたれた。

今日も昨日に続き良い天気。天気の様子を内から伺いながら一歩も外に出なかった昨日。今日は外に出てみたくなり、というか履歴書を送るため外出する理由を持っている。後は気力のみ。急に腰が重くなり、お友達に教えてもらったgyaoのM-1の予選の動画をiPhoneで見る。錦鯉面白い。私は部屋にいる時、見ていなくてもTVをつけている。M-1の動画を見ながら、つけていたTVの番組はヒルナンデス!からミヤネ屋に変わっていた。ミヤネ屋での梅沢富美男が「責任能力無いからって、何やってもいい訳ないんだよ」と怒っている。青酸連続殺人事件の筧被告への死刑判決でのニュースで、「被告の弁護側が即日控訴した」、「被告は認知症を患い、責任能力の無く無罪を弁護側が訴えている」との事。番組中CMへ移るとき、画面上に「座間遺体 新供述」みたいな事がデカくテロップに出ていた。きちんと見ていなかったが、CM明けてまたすぐにCMに移り、またさっきと同じテロップが出ていた。別に勿体ぶる事無いだろ、と思い家から出た。

履歴書を郵便局に出したあと、同じ市内の一駅隣の町へチャリで行く。遠くも無ければ近くも無い場所、チャリで行くには丁度いい距離。駅の周りは整備されつつも、少し鄙びている。もう少し先へ進み、横断歩道の赤信号で止まる。向かいにはおばさん集団が溜まっており、私が向かう場所の方を皆見て色々言っている様子が分かった。信号が青になり、おばさん集団の方へ渡り、彼女たちが見ていた方向へチャリで行った。道なりに進み、右カーブを曲がると坂道になっている。沿道には少し車が止まっている。意外と少ないんだな、と思っていたら、報道関係者と思われる人々が10人程いた。アパート二階の一部分はブルーシートで覆われ、建物全体にはぐるっと一周テープが張られていた。白髪のおばあさんがアパートに張られているテープにぎりぎりまで近づきスマートフォンでアパートの様子を撮っている。私はそれを含めた様子を自分のカメラで撮って、アパートの前の坂道を進み、上る。近くに保育園があり、「園児の保護者とか心配だよな」と思った。

坂の近くでジュースを買い、また来た道を戻る。アパートの前には線路があり、一角に献花や飲み物が供えられていた。現場に来るまで色々な事を考えた。「自殺願望を抱いていた被害者は、心の拠り所が欲しかったのでは」と、ネット記事だが何だかで見て、私もきっとそうだと思った。そこに漬け込まれていま報道されているような結果になってしまったのだが、犯人の方にも何か救いとなるような物があったら歪んだ方向に行かなかったかもな、と思う。殺人なんて絶対あっちゃいけないが、殺人者の精神状態が健康では無いだろうし、きっと犯人である彼は病んでズタズタなのだろう。去年の相模原で発生した事件の彼も、私からすると「可哀そう」に思えるのだ。父の会社の同僚だか何だかの人が「『アパートで9人遺体見つかった事件、相模原じゃなくて良かった、座間で良かった』と言っていた」、らしい。こういう事を恥ずかしげもなく言う奴がいるから、歪んだ思考に拍車がかかって暴走する者の出現につながるんじゃないの?、とムカついてしまう。さっき買ったジュースを私も、既に供えられていた所に置いてきた。手を合わせていると、さっきまでの考えと、手を合わせているたった今の気持ちが同じでは無い事を感じた。TVの中の梅沢富美男じゃないけど、「病んでるからって、何したっていいのか」。最初から彼を肯定する気持ちは持ち合わせていないが、彼を「可哀そう」と思うと、被害者への弔いの気持ちが無くなりそうで少し怖くなったのと、単純に「痛くて苦しかっただろうな」と思った。すると局の女性記者だと言う人に話しかけられた。特に欲しい情報が無かったようですぐに話は終わった。記者は化粧っけ無く、マスクをしていた。その姿に大変なんだろうな、と察した。帰ろうとしたとき、最初居たスマートフォンで写真撮ってたおばあさんが、まだしつこく撮っていたことに気がついた。

来た道を戻って、家の方向を過ぎ、最寄り駅も過ぎ、事件現場とは逆方向の隣町へチャリで向かった。

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