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映画の上映会を開催してみて分かったこと その1~やろうと思えばできる~

『夢みる小学校』上映会 in 銚子

アンケートを読み終えた。涙が出てきた。

前日の夜に、なんとか赤字を出さない予約数に達し、ちょっとホッとして当日を迎えた。
結果は、当日の予約なしでの来てくれた方が倍近くいて、なんと総勢100名以上。年齢層も幅が広い。ちびっこから80代の方まで。
アンケートの回収率は9割以上。
子どもたちの中でも、字がかける子はほとんどが書いてくれた。

アンケート用紙には収まりきらないのが伝わってくるほど、びっしりに書かれたものも多い。

夏に匝瑳市で開催された上映会に参加した。その時居合わせた、銚子在住の子育て中の女性4名。
それが今回の運営チームONE stepの主要メンバーになった。
そこに居た彼女たちは私だったし、私は彼女だった。
銚子という街で子どもを育てる中で、どうしても拭いされない閉塞感。
どうせできない、と諦めている空気感をぶっ壊したいと思っているのも同じだった。

この映画の上映会を銚子で開催したい。

アンテナを張っている人だけがどこかへ足を運ぶのではなくこの街に暮らす人たちと、この街で一緒に見たい。
この映画を観た人が増えることで、私たちと同じように感じる人が居るかもしれない。そうすれば、この空気感をちょっとでも変えられるかもしれない。

その思いが募り、上映会開催に向けて動き始めた。

私たちはちっぽけで、大きな変化を革命的に起こすのは難しい。
でも、そのきっかけになる「何か」はできるかもしれない。
とにかく小さくてもきっかけになるような小石を投げること。
チーム名にはそんな想いを込めた。

ONE step

チームを組んだ時に、軸を考えた。
誰かに説明するときに、説明できるように。
いつか迷いが出た時に、そもそもなんで私たち集まったんだっけ?と立ち返られるように。

私達の活動の軸

○ミッション
大人にも子どもにもきっかけを作り 知らない世界を知ること

○ビジョン
自分の可能性を広げることでみんなの可能性を信じる地域になる

○バリュー
大人も楽しい!子どもも楽しい!みんなでワクワクしよう!

こんなのも何を考えたらいいんだっけ?ってとこから始まって
どうやらこの3つを明確にするのがいいらしい、、、
とか、そんなところからのスタート。

言葉にすることは決めることだ。

ただ上映会を開催するだけじゃなくて、その先に見たい世界がある、ちょっと強いチームになった。

ふわふわと寄せ集まっていた私たちに、一本の木ができた。

続く

#ジブン株式会社マガジン


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