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2023/7/19(水) 日記 曇り時々雨

昨日まであまりにも暑くて、しかもエアコンのない親戚の家に行くという苦行もあり、今日の涼しさのありがたみに涙が出そう。あっという間に七月が後半に入ったことも驚くが、日記を全然書いてないことにも驚く。

七月に入り、早朝に犬の散歩と畑に行くので、昼寝をするようになった。そして高校野球の地方大会が始まったので、全国の気になっている高校をチェックするのも最近の日課の一つである。ちなみに、1番の推しである大阪桐蔭高校の初戦が本日でした。無事に初戦突破。他にも気になる高校が無事に地方大会を勝ち進んで、夏の甲子園にたどり着けますようにと祈りつつも、(自校の選手だけでは足りなく他校と組む)連合チームの試合を見て、勇気をもらったりしている。正選手は一人という学校もあったりして、九人でやる野球を一人(つまり監督と二人)で練習するというそのモチベーションの高さに一人で仕事をしている者としてものすごく胸を打たれた。私にはそんなに高くモチベーション保ててないなと反省したりもした。

そんなわけで、畑と散歩と昼寝と野球と仕事と家事でいっぱいいっぱいです。

今日はつけ襟が一つ完成した。スカートのお直しを頼まれているので、こちらに取り掛かる。もともとはかなり幅のあるロングスカートだったのだけど、少し幅を小さくして、余った布でノースリーブのエプロンワンピ形に直そうと思っている。

あとはリーディングを頼まれているので、それに取り掛かるところ。

ここ最近は、読んでも読んでも読み終わらない専門書ばかり読んでいるのだけど、他に吉本ばななさんの「はーばーらいと」を読んだ。すごい良かった。描かれる空気感は独特で優しくありながら、本当のことだけを大切にしている人の厳しさもきちんとあって、それを現実感を持たせながらもギリギリの縁を切り取っている。というような感じ。彼女にしか描けない世界。無駄に神経を刺激するようなやり方ではなく、あの題材をリアルにヒリヒリとしつつも優しく強く書ききるなんて、本当に凄い。優しいだけじゃない、でも優しい。すごいことだなと思う。装丁も素敵なので、もし本屋さんで見かけたらぜひ見て欲しい。

装丁で思い出したけど、ツイッターで牟田都子さんが、図書館の本は帯も外されて保護フィルムが貼られる。分類のシールも所定の場所に貼られる。その本と書店で購入した本は同じ本でも異なる読書体験になるだろう。というようなことを書いてらっしゃるのを見かけて、本当にその通りだと思った。今や帯込みのデザインがほとんどで帯に書かれている言葉にハッとさせられる事も多い。やはり古書の本探しをする時は帯の有無はポイントの一つになる。良い悪いではないとは書かれていて、私もそう思うが、やはり買った本を読むのと、図書館で借りた本を読むのは少し違ったものだと思う。

最後に新聞の記事でちょっと驚いたことを記録として書いておこう。昨日の新聞の一面に731部隊の記事が載っていた。2023年に!地方紙の一面に!!731部隊の記事!!!!個人的にはとても衝撃的だった。1945年から78年経っている。すごいな。今だからなのだろうとも思う。どんどん出てくるのだろうと思う。勇気ある先人たちがいたのだ。そして、今もなお真実を追い求めている人たちがいる。向き合わなければならない過去が私たちにはあまりにも多くあり、それはかなりの衝撃を伴うものだということも記事を読んで感じた。心の準備はもうずっとしている。あまりにも酷いことが多すぎて、それを私たちは知らなすぎた。

さて、明日も書ければいいなと思いながら、本を読んで寝ます。おやすみ。

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