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みんないつから大人になるんだろう

臨床実習前の学生さんたちに

実習生き延びるために必要な
大人のノウハウを話していた
あ、えちえちな方向ではないです

指導教員への返事
メモ取るフリは大事
エレベーターの上座
「なるほど」は言わない
質問する相手は組織図を確認してから
謙虚な態度

とかとか

話しながら
私もいつからこんなにマナー講師みたいな
オンオフつけられるようになったから
考えていた

「こうあるべき」の呪縛

ネガティブな表現だけど
いま振り返れば
私という人格を作り上げた呪縛

大人の女性に対する
なんとなくなイメージを元に
マナー本とか好んで読んだ記憶がある

その通りに動くと
大人は間違いなく喜んだ
すごいね、ちゃんとしてるね
褒め言葉は承認欲求くすぐるから
どんどん実践した

そのうち
スイッチが入れば
息をするように秘書化できるようになった
これはとてつもなく便利で
目上の人に嫌われることが激減

私らしく!が良いのだろうけど
大人の社会に入るなら
それなりのしきたりを守った方が
生きやすい気がしてならない

流れるプールを逆行するより
波に流れつつ
好きに泳ぎ方を変えた方が
ずっと楽なのと同じ

マナーは誰かの機嫌を取るものではない

マナーは表現を誤ると
まるで主任の機嫌を取るようでいけない

特に実習は。
機嫌を取るのではなく
学ばせてもらうために
「お、こいつちゃんとしてるな」と
思わせるためのものだ

機嫌取りが目的になった途端
マナーってつまらないものになるから

目的意識をもって
自分の武器として使って欲しいなと思った
先生の独り言でした

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