『お駄賃はブリキの箱』

ある日、虹を作りながら洗車をする父は私に「コーヒー飲みたい」と放ち、財布を取り出しておつかいを頼んできた。「お駄賃!」「わかったよ。ちょっと待て」車のトランクから出してきたのは、見慣れないブリキの箱だった。父は言った「母さんには内緒だぞ?」

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