科学的な魔法

今日この世には多くの創作の結果として魔法が扱われているものが多数ある。なんなら神話とかも魔法を描いている創作物と言えるわけで、その中で自分が好きな魔法があるわけです。まずそもそも魔法に種類なんかあったっけ?となる人とこの後のここ好きトークを聞いてもらうための前提知識としてまず種類分けをします!


大きく分けると3つ
・コマンド的魔法
・科学的魔法
・その他(魔術的魔法など)
です。

コマンド的魔法とはつまり
「ゲームのような魔法」で該当する作品は
転スラ、このすば、慎重勇者などがあると思っていて、そもそもゲームの世界(SAOや防振り)の魔法もここになります。

科学的魔法とはつまり
「エネルギー損失など現実的な要素を持っている魔法」で該当する作品は
フリーレン、リゼロ、無職転生などである程度学問として物語の中で理論に沿って行使される魔法です。

その他の中の一つである魔術的魔法はとある魔術の禁書目録の魔法を想定していて、部分的には科学的魔法ではあるのですが魔法の理論が神話や伝説を元としているためその他にしました。

その作品によって魔法の重要度やリアリティさにどれぐらい力を入れるかなどで善し悪しは無いです
が、自分には好みがあります!

ズバリ!
「実際に存在していそう、していると信じ込ませてくれる」魔法である科学的魔法が大好きです。

特に魔力を魔力のまま使うと効率や速射性が高くなる描写、風と火と水を作用させて雲を作る描写、地脈・マナ・オドなどこの世のあらゆる場所に魔力は存在していてそれを体を通して形を変えることで魔法になるっていう電子みたいな存在であるのが最高に好きです!
自分の好きな小説の一つである「俺たちは異世界に行ったらまず真っ先に物理法則を確認する」という作品では
(以下重大なネタバレが含まれます)


魔力は電磁波と同じような性質を持っていて魔力の波を出す装置で魔物の感覚器の機能をジャミングしたり、魔道具でプログラミングをして武器を開発したりするのですが、その世界では魔力は周りに普通に存在するもので体内のpassを通すことで魔法を使い、その太さと耐久値で使える魔力量が決まるものでした。
なんなら飛ばされた惑星は平行世界ではなく同じ宇宙に存在する星で我らが地球にも極微量に魔力は存在するがpassを空けていないため魔法は使えない。魔法は科学の一部だという設定には本当に心が踊った懐かしい記憶があります。



(重大なネタバレ終了)

フリーレンに出てくる魔法も例を挙げるとゾルトラークは魔族が魔法を開発した初期の攻撃魔法なのだが魔力を魔力のまま出しているためほかの物質に変換されておらず速射性やエネルギー損失が少ないという描写や逆に魔力の消費を抑えるために土や水を無から魔力によって生み出すよりも周りにある物に魔力を通して操る方が主流になっているというのも最高にリアリティがあってとても好こ。
きっと一子相伝の魔法はグラボが画像処理が得意なのと同じように身体的な特徴であったり、修行の方法によって体内の魔力回路が最適化されているだろうし実際にその世界が存在しそうな理論が存在するのがとても良い!

とある魔術の禁書目録ではエネルギー損失など熱力学的なリアリティよりは、過去に存在した神話や伝説を偶像理論(端的に言うとその伝説と同じような手順を踏むことで再現)で魔法として行使している点が大好きで学びさえばいわゆる誰でも使える!?とさせてくれるのは最高。
科学サイドのキャラに魔術的な動きをさせるように誘導して攻撃する描写とか本当に凄いと思います。

まだ語りたいことはありますがこれ以上深くすると長くなるとの個々の作品で話したくなるのでこの辺で…
好きな魔法の種類の話でした。

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