見出し画像

青い蝶と、進化の神秘

今回は、偶然撮れた一枚の写真からふと気になった、この青い蝶についてのお話です。

よく普段歩いて通るところに花壇があって、きれいなお花がいっぱい植えられてるんですよね。
そこでたまたま、わっこれはすごい瞬間を見てしまったと、とっさに接近して撮れた一枚でした。

疎い自分は、お花の名前も蝶々の名前もわかんない、けど後々なんとなく気になったんで、この青い蝶々はなんていう名前なんだろうなって調べてみたんですよ。
すると、どうやら「アオスジアゲハ」っていう種類のアゲハ蝶のようでした。
多分このアオスジアゲハって結構いろんなところに見かけると思うんですよね。生息分布も多分広いと思うんですよ。
青いアゲハ蝶のイメージってきっとこの子たちだと思います。

調べている中でたまたま拝見したブログか何かで興味深いこと書いてあってちょっと感動したんで、シェアしたいなと思って話してみます。

このアオスジアゲハって、幼虫の頃はクスノキの葉っぱを好んで食べてるみたいなんですよ。
自分も初めて知ったんですが、クスノキってその葉っぱの成分を蒸留させて防虫剤に使ったりするような、独特の匂いのある、癖のある葉っぱをつける木らしいんですよね。
他の虫たちはクスノキをあまり好まないらしく、そんな他の虫たちが嫌うクスノキを食べるように進化していったアオスジアゲハは、食べ物の競争から逃れて独自の進化をして繁殖していった、という進化の歴史があるみたいなんですよ。
競争に向かうわけでもなく、自分のマイウェイを見つけて粛々と進化していった結果、独自に強く進化してたくさん繁殖していった、っていうのがなんだかすごい感動的な話に思えてきてしまったので、今回こうしてお話してみました。

全く根拠はありませんが、このきれいな青い羽根ももしかしたらそんな一風変わった食習慣が影響していたりするのかもしれないな、なんて想像してみるなどしました。
そもそも陸上だと青い生物ってけっこう珍しくないですか。

スタエフのほうに頂いたコメントには「ブルーオーシャン戦略を地で行ってる!」とか、シソンヌの面白いコントを紹介して頂いたり(笑)、なかなか面白い展開となりました。
そういえば自分の知り合いにも、昔食べたというベニテングダケの美味しさを熱く語っていたアマチュア天文学者の変わり者のおじさんがいたな、とかド変態な先人(?)に思いを馳せてしまいました。

というわけで今回はこんな雑談なんですけど、最後までお読みいただいてありがとうございました。
それではSee you next time. Bye bye.

(この記事はstand.fmの放送をSummary FMで文字起こし、加筆修正して作成しました)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?