煩悩(31)言葉を求めるめんどくさい女

セブンティーンアイスうめー。花輪です。

なんども登場している私の両親。ありがたいことに、とてもとても愛してもらえました。一人っ子だったこともあるとは思いますが。

なんというか、そういった「愛」を日差しのように浴びて育ったので、社交辞令というかその場しのぎといったものに敏感になりました。

これが非常に厄介で。いや、両親は厄介じゃないです。自分です。

わかっちゃうけど、どうしようもないけど、相手には気を使ってもらってしまって、でもそれが「わかっちゃう」ことが厄介で。

本当に霊感がある人って、こういう感じなのかもしれないなと感じています。

小さい頃から透けて見える思惑的なものに絶望していました。

話を今に戻しましょう。
結果的に、私は「言葉」を求めるようになりました。

すごく矛盾しているように感じますよね。私もそう思います。

でも、一周まわって、ここを求める女性は少なくないと感じています。

たとえ嘘が混じっていてもいいから、言葉にして言ってもらいたい。
「言霊」でもなんでもいいから、示してもらいたい。

私のように臆病で、弱虫のくせに愛されたい女性こそ、引っかかってしまいがちの習性です。

そんな、藁でもすがりたいと思って頼った「言葉」だって、その場しのぎで使われることもあります。当然です、人間のコミュニケーションツールですから。

相手から言葉を引き出しておいて「それじゃない!」みたいなわがままをいう女でした。5年目の彼氏も、困惑したと思います。本当にごめん。

救済策ですか? 見返りを求めないことですかね。

次回はその救済策について書こうと思います。
それでは、静かにアディオス。

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