くまモンの動画を、夜が明けるまで

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毎日「おやくま〜☆」とおやすみの挨拶を投稿してくれる。
22時ごろには投稿しているので、遅くとも23時ぐらいには床についているだろう。
吉良吉影くらい健康的な時間に寝ているくまモン。

私も20代後半となり、
健康にそろそろ気を使い始めたのですが、なかなかうまくいきませんで。
もっぱらの課題は運動と食事。

そんな中、先日ダイソーでレンジ調理器具を買いました。
コンビニやマクドや吉野家を買ってしまいがちだったから、これで食費が抑えられる!
何よりヘルシーなご飯でダイエットできる!!勝ち…ですね。

というわけで、
今日は晩ご飯に600グラム弱の鶏肉をレンチンしていただきました。

…何も言うな。
300グラムじゃ足らないんだからしょうがないじゃないか。

自分はストレスが爆食に繋がる性格で、社会人になってからはとにかく食欲を満たすことが1番のストレス解消になってしまっている。
だって楽だし?
沢山食べれば眠たくなって寝れるし?
最高だものなぁ。恐ろしいシステムだ。
学生時代は部活や体育があった。
それでなんとか体型を維持できていたが、自発的に運動する機会がめっきり減る会社員にとって、このシステムは完全アウト。
風船のように、腹から胸から腕から指先まで、ぷくぷくと膨らんでしまいました。
ストレスに食事で抗い、体型崩壊により更なるストレスが貯まる。さらに仕事や家庭のストレスにさらされ続けるとどうなるか。

「もう寝なきゃもう寝なきゃ」と思いながら、
ひたすらYouTubeを観てしまう日々が始まるのです。
観るのをやめて目を瞑ろうとしても、
不安や謎の苛立ちが溢れてきて、まともじゃいれなくなる。
だから無心にYouTubeを見続けるしかないのです…。
そんな夜遅くまで、というか朝までYouTube暮らしをしているときに出会ったのが、くまモンのロケ動画でした。

それまでなんとなく
人気ゆるキャラの一人くらいの認識しかなかった私にとって、
外ロケをこなすくまモンの姿はとても衝撃的でした。
とにかく人にも物にも体当たりしまくり、物をぶん投げ、自身も派手に転ぶし、地元の人とかアシスタントの人も転ばす。
観ていると自分の内に抑制している何かをブチまけている気分になれて、最高でした。
星野源の「CUBE」を聴いた時の解放感と似てる。「ミッド・サマー」のラストを観た時の解放感とも似ているな。

共演したゆるキャラの唇を奪おうとするワイルドさも併せ持つくまモン。
温泉施設にロケした時に、滑る床で必死に転ばないように装いつつ、女性アシスタントの服を脱がそうとしている回が特に大好き。全方位にいたずらを仕掛ける心意気。

くまモンってこんなヤツだったのかと意外に思ったと同時に、
印象的だったのは
アシスタントの方や
共演している地元の方、
ワイプで覗いているスタジオ共演者にいたるまで、
みんながくまモンに愛を持って接しているのが伝わってきたということ。
まるで親戚の集まりではしゃぐ子供を見守るような、暖かい空気がいつも流れているのです。
地域を代表するゆるキャラの魅力が真に感じられるのは、
対外PRをしている時ではなく、
地域の人々に愛されている瞬間を見ることなんだと知りました。

まあ、そんなことは後から感じることで、
動画を観ている間はとにかく暴れまくるくまモンの面白さに夢中で、
その間は辛い日々のストレスを忘れることができていたのです。

だから、くまモンが大好きです。
解放の象徴、くまモン。
いつか会いたいなぁ、くまモン。
でも会ったら無茶苦茶にされちゃうのかな。
それでもいいから会いたい。

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