見出し画像

「PPPPPP」紹介-その2

はじめに

今回は小生の言葉だけで記事を書いてみます。作品と小生の関係性を簡潔に述べていきたいと思います。ひとことで伝えます。

「自分には才能がない」

悩みに寄り添う作品です。

どなたも感じられる普遍的なご感情の「劣等感様」のご登場です。この方と長くお付き合いいたしますと、どうも自分が不幸せになる気がします。なんだか楽しくないのでございます。

そのような方は週刊少年ジャンプは読まれない方が大多数だと小生は思いますが、いかがでございましょうか。でもこの作品は今まさに連載されております。

そこにいる貴方にもお伺いします。

週刊少年ジャンプを毎号買って読みますか?

この雑誌は郵便ハガキでアンケートを送れます。人気の漫画作品の顔ぶれはこのハガキをかいた読者のアンケートが反映されているようです。63円切手を貼り、ページの間にあるハガキをハサミで切る手間がなければハガキを送れません。

私は応援しています。

この作品をもっと読んでみたいと思うからです。だからアンケートに入れる時があります。実はピピピ以外にも面白い作品はあります。話の起承転結が上手かったり、画力に迫られて引き込まれたり、パロディネタで大爆笑したり、安心して観れる大人気漫画作品も面白いです。私がアンケートに入れる作品は面白いと思ったものです。

ピピピが面白くなければ読みたくないのです。

本当です。私とピピピはまだ知り合ったばかりで、お互いのことをよく知りません。知りたいと思えばもっと仲良くなるし、つまらなければ私は距離を取り、離れます。

私とピピピは偶然に出会った友人のようです。

作品との「出会い」

あなたには大切な方がいらっしゃいますか?

反対に大切な方がいない人を探すのが難しいかもしれませんね。

配偶者や、ご両親、親友、近所のお付き合い。

いまいちど、大切な方との出会いについて、振り返ってみませんか。暖かい気持ちが湧き上がる人もいれば、空虚な心持ちに寂しくなる方もございましょう。しかし、どのように感じられたとしてもお相手は「人間様」であり、永遠に生きる事はできない「命」であります。

先程私は、ピピピは友人のようであると申しました。でもピピピは「人間様」ではなく「作品」です。永遠に紙の中で保存する事ができるため「命」ではなく「木と炭素」でできています。ここに「命を与えられた人間様」の魅力が溢れております。

この意味で「現実」と「仮想」を区別が必要となります。

私と「合唱」と「PPPPPP」と

金子みすゞ様の「私と小鳥と鈴と」でございます。

現代人はとにかく忙しいので、じっくりと詩を味わう機会も鮮少でございましょう。

小鳥の「命」と「作品」である鈴を聴いた(この場合の"きく"は門構えではなく、注意深く身を入れなければ心に届きませぬ)「私」はこの世に生きていた方でございます。

この日の本で生きてこられたご先祖の方々は今の日本をどう思われるのでしょうか。

せめて、日本国民としての誇りを持ちて堂々と胸を張っていたいものでございます。

私の高校時代を振り返ってみますと、若気の至りで我田引水でありました。しかし、このような我儘な小人でありましても没頭して無我の境地に入れるのであります。

私にとってそれは「合唱」でございました。

①中学校で開かれていた合唱祭から、私は仲間と共に歌う楽しさを既に知っていたのであります。

②高校で入った合唱部にて部員全員経験者の中で唯一の初心者の私は粉骨砕身しておりました。

③凡人である上に特別な才能もない私は、年に数回の発表の場を仲間と共に創り上げる経験を与えられたのでございます。

④もちろん日々の練習にて一定の技能は求められ、努力と自己研鑽を如何に積み上げられるか。

以上の①から④までが、私の私による私のための合唱と相成りました。

リンカーン様が「民主主義原則」を演説された1863年におきましては、我が国も尊王攘夷運動が盛んに行われておりました。この文久3年に起きた薩英戦争が後の新政府発足に影響していくのであります。その年の8月18日には政変という形を取らざるを得なかった三条実美殿のご苦悩に比べれば、小生の悩みなど大したものではございませぬ。

紙の向こう側と「つながる」

「人間様」は新しいことにとても興味を強く持たれております。かの有名な豊臣秀吉様は天下統一を果たしてもなお、朝鮮出兵に踏み出た際もそこには苦渋の決断を迫られたことでございましょう。

人間の本質に迫ることすら、凡人の私の口から申すのは戯言もいい所でございますが、果たして戦国時代の方々と現代人は何が同じで何が違うのでございましょうか。

「領土を広げようとすること」はかの有名な世界史からの数々の大事件の引き金にもなっておりますゆえ、現代人が考える幸福と大差がないようにも思われます。

ベンジャミン・フランクリン様の「時は金なり」にもありますように、「FIRE」を求める方々が増えておりますのも必ず理由があるはずです。

しかし一億総「経済的自立と早期リタイア」となれば、その国はどのような末路を辿ってしまうのでしょうか。

ぜひ目新しいものばかりに惹かれることなく、良質な思想を持ちて行動される人が一人でも多くご出現されますようにと、日々祈りを強めて希望を捨てずに邁進しようではありませんか!

あとがき

数ある芸術の中でも音楽は目に見えない楽問(あえて"がくもん"と書かせていただきました)であると著者は考えております。

ぜひ一人でも多くの方々が幸せな人生を歩めますように愛を込めまして、筆を置かせて頂きます。

真にありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?