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ポジティブ・シンキング

プロローグ

こういうタイトルをつけていながら、自分では割と物事をネガティブに考えてしまう部分がある。

ゆえに、もっと“ポジティブ”に!“前向き”に!と自分にいつも言い聞かせている。

何気なく生活しているだけでも、嫌なことはあるし、辛いこと悩ましいことは多々ある。けど、最終的には前向きな感情からしか積極的なアクションは生まれないと思う。

だから、少しでも前向きに考えたいもの。


お寺=ネガティブ

昨日は、お寺のことを少し話した。お寺の汎用性は高いものがある!ということは、つまりお寺という場所は“ネガティブ”な場所ではないということ。

僕が京都にお寺のことを勉強しに行ったとき、すごくネガティブな感情を持った人が周りに多かった。

例えば、「実家が寺だから仕方なく勉強しにきた」とか「本当はやりたいことがあったけど、親に言われて仕方なくきた」とか。
中には「こんなところで勉強するほど俺はレベルが低くない。家が寺じゃなきゃもっとレベルの高い大学にだって行けた」って言うやつもいた。

そんなん関係ないでしょ。

常にそう思っていた。自分もハンドボールから離れたということに劣等感は持ちつつも、絶対的に揺るがなかったのは“自分の選択した道”であるということ。

そりゃね、いろんな事情があることもわかる。自分の描いていた思い通りの場所ではないかもしれない。でも、どういう理由であれ最終的には自分が選んだ道なのでは?

だから、そういう“言い訳”はしたくなかった。

これが前向きなのかはわからないけど、結果的にはそういう思いで過ごしていたら、気付けば仲間に恵まれ、出会いに恵まれた。


後輩のケース

じゃあ何でお寺のことを勉強しにきて、僧侶にこれからなろうとする人間が、そんなことばっかり言うのか。

やっぱりお寺というもののイメージがネガティブなものだからだと思う。

でもさ、お寺にこれから入るという人間が前向きじゃなかったら、本当にこれからの“お寺の未来”は明るくないよ?

前にハンドボールのことで、

ハンドボールが好きな人間は、ハンドボールが本気で好きな人間からしか生まれない!

という話をした。

ハンドボールというスポーツに“積極的な想い”“前向きな想い”を持っている人が次のハンドボール界を担っていくような人間を育てると思うし、きっとそういう人に出会えた人は前向きな想いを持ち続けてくれると思う。

お寺も同じじゃないか。

お寺という場所、僧侶という職業、その中での生活、それら全てに対して少しでも前向きな想いを持っている人が、次世代のお寺を守る人間を育てていく。その“連鎖”でしか、お寺の未来は明るくならない。

昨日、お寺の中でいろいろと面白いことをやっている人はたくさんいるよという話もした。

これらを紹介する前に、まずは身近なところから紹介しようと思う。山崎超(やまざき まさる)という後輩がいる。お寺というものにポジティブなイメージを持っていて、前向きに過ごし、お寺という場所にいながらその汎用性を自分の手で確かなものにしていこうと日々頑張っている。

彼は僕が京都にいるときに出会った後輩で、同郷ということもあって京都時代から今に至るまでなんやかんや交流を持たせてもらっている。

しかも新潟に帰ってきてから、彼の出身高校の先生が、僕が高校時代にハンドボールでお世話になった先生と同一人物で、この前なんてハンドボールの大会にわざわざ来てくれて、その先生と仲良さそうに話していた。

こんなところでも、ハンドボールと繋がって、ハンドボールを観に来てくれた。本当に“繋がり”って大切だなと実感した。

彼は、お寺でマルシェを開催したりして、その他にもいろいろなところに顔を出して活発にアクションを起こしている。

最近だと「先輩、エジプト行ってきます!」とか急に言い出して、何を目的に行くのか聞く前に、もうエジプトに飛び立っていた。

そしたら、数日後エジプトのマラソン大会で準優勝していた笑
しかもフルマラソンで!!

これってすごいこと!かなりの“エネルギー”がないと出来ないこと。同時に、お寺という場所で前向きな想いを持って日々過ごしているからこそ可能な“チャレンジ”だと思う。

そんな彼ともコラボしてみたい。何ができるかは模索中。

だから、今お寺のことを学んでいる20代前半の人たち!

前向きになろう!

“生まれる場所”は誰にも選ぶことができない。お寺という場所に生まれたことを悔やんだり、ネガティブになったりするのではなく、お寺という場所でとことん自分のやりたいことをやってみたらどうか??

それを受け入れるだけの汎用性はお寺という場所にもあるはず!

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