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批判ってなんだろう??

“批判する”という行為は、もっとも難儀で困難な作業である。

一方で、熱意や情熱に裏付けされた誠意ある批判であれば、より良い方向に少しでも向かうために受け入れる必要がある。だから、それぞれが一生懸命インプットした情報を持ち寄って、目的のため、目的をより良い方向へ向かわせるため、議論することは非常に重要であるというのが僕の考え。

情熱や熱意があるのであれば、それ相当の覚悟を持ち、より多くの情報をインプットしなければならない。そして、あらゆる批判や指摘に対しても応えられるよう準備する必要がある。先ずもって、このような有意義な議論のためには、きちんとした根拠を示さなければならない。基本的にはどれだけインプットしているかで、当然アウトプットの質も違ってくる。

それをインプットとか関係なしに、批判をしてくる人もいる。

「“批判する”のは簡単だ」とよく言うが、本当にその通りである。

誰しもプライドやメンツというものがあるから、インプットとは関係なしに批判が起きてしまうこともある意味では当たり前だと思う。しかし、僕の基本的な立場としては議論や話し合いをすることで整理できることの方が圧倒的に多いと思っているから、ぶつかり合うこともときには必要という考え。

自分に向けられた批判が例えどういう形であれ、きちんと議論し話し合うことが出来れば「自分のインプットが足りなかったな」とか「この視点での批判をするには至らないな」とか、反省点や課題が出てくる。また、そこから改善点や修正点なども見つかる。


先日、自分の危機意識が足りなかったせいで非常に残念な結果となる出来事があった。これは大いに反省しなければならない。

信頼している友人と思っていた。これは事実。彼の真意はわからないが、彼から突如に向けられた批判だった。

ただ、その批判をする上ではあまりにも情報量が少ない気がして、僕も僕で自分のアウトプットはしようと思った。自分の熱意や情熱が伝わるよう、インプットしたことを根拠に提示した。

まさかではあったけど、彼は自分の意見が受け入れられないことが、すなわち自分を否定されているということになってしまい、激昂。結果、胸ぐらを掴まれ、殴り掛かられた。

別の友人が間に入ったことでコトなきを得た。

もちろん僕自身の伝え方などについては反省しなければならない。一方で、もっときちんとした議論ができていれば、彼の批判が僕にとってもプラスの要素になったかもしれない。感情的になることで、その批判はインプットとは無関係なものになってしまった。

これを機に、話し合いできる仲間というものも考えていかなければならない。今回のように、やはりインプット量が足りない場合に、陥りやすいものとして自分の立場からしか意見できなくなって、最終的には感情的になってしまい暴力での解決を!なんてことも起こり得る。

信頼関係があるからそんなことはないと一方的に決めつけていた自分に、まずは反省しなければならない。それはやはり危機意識の低さだったんだろうなと、再認識する。

いずれにしても、信頼を持って話し合いできる関係性の中での批判は、お互いがお互いの誇りや信念、そして情熱や熱意のもと、きちんと情報整理をしてインプットしているから、アウトプットしたときにお互いにとってのメリットがたくさんあって有意義なものになると思う。

一方で今回とは別して、想いを共有して多くの議論や話し合いができる仲間がいることに日々感謝している。今回の自戒としては、どこでも誰でもその関係性があるわけではないので、そこは以後、危機意識を持たなければ!と強く感じた。


最後に、ひとつ紹介しようと思う。

今朝方、NHKで元陸上ハードル選手の為末大さんが出演しており、アジアの陸上後進国の代表選手を日本に招致し、日本のトップコーチングを受けさせ、世界で活躍する選手を目指してもらおうという取り組みが紹介されていた。

世界で活躍された選手が、世界をフィールドにチャレンジされていることに感銘を受けた。

そして、為末さんのTwitterをみていたところ、、、

こんなやり取りが!!!

しかも、これに対して反応されているのがハンドボール日本代表で、現在フランスプロリーグで活躍されている土井アンリさんだった!

先ほどの批判についてもだけど、自分の意見、立場、主張がきちんと出来る人はそれ相応の努力をされていて、多くのインプットをしている人だと思う。だから、いざアウトプットするときにも自分の立場や主張として根拠を示して自信を持って応えることができる。

そんな視点からもインプットの大切さに気付かされました。
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