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思考

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2015年3月の記事一覧

しあわせ

現代語では「しあわせ」を「幸せ」と書くことが多いです。人間は言葉によって概念を認識しますから「しあわせ」が「幸せ」だと思ってそれを求めます。
ところが「しあわせ」はもともと「仕合わせ」と書いていました。これは人と人がお互いに相手のために何かをするという意味です。つまりもともとの「しあわせ」の概念は支え合うことに喜びを感じるということなんですね。

お金がたくさんあって嬉しい、たくさんモノを買って嬉

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重曹10キロ届きました

以前から歯磨きは海塩と重曹を混ぜたものを使ってます。体に無害なことと、殺菌力と洗浄力に優れているからそうしてます。

この重曹は用途が多くてすごい物質です。みなさんも食用の重曹を買って使ってください。安価なのに凄いんですよ。

洗剤の代わりになる。便利です。界面活性剤と石油系の添加物がたくさん入った洗剤を使うよりずっといい。

少量を飲むことによって体内のpHを整えます。体内が弱アルカリになると皮

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民度

最近、ネットを中心に民度が高い低いという発言をよく見るようになりました。
よく使われるのは、支那人や朝鮮人は民度が低い(相対的に日本人は民度が高い)というようなステレオタイプな発言です。

みなさん民衆の民という概念は比較的新しい概念だって知ってますか。鎌倉時代までは、商店というものがなかったので、人々は豪族や貴族などの支配階級の下で働いてました。商業というものができて、商品という概念が定着し、取

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幸福になる能力

儒教では「修己治人」という目的を掲げています。これは人の上に立とうとする人は、まず自分を修める(修身)ことから始めなければならないという意味です。己ができていないのに人の上に立った人間は社会をめちゃめちゃにしてしまいます。政治家、マスメディア、医者、学者、弁護士、教師。どうですか人の上に立った人で「なんかこの人おかしいんじゃない?」という人は周りにいませんか?

儒教では「知っている」ということは

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