思い込みが作った日本

安保法制の件で盛り上がっております。議論をするのは良いことですが、目的が共有されていないと無駄です。ましてや自分の思い込みを補強するための議論はやってはいけません。

日本は輸出大国。外国にモノを売って生きている。実際は内需のとても大きな国なので思い込みでした。

日本は建国以来の一君万民の美しい国だった。民という概念は新しいのです。建国以来というのは思い込みでした。

日本には資源はない。これも思い込みです。周辺海域にはたくさんエレルギーや希少金属の資源があります。それを使えないようになっている構造があるだけです。森林資源や水資源も豊富です。

安保法制の件で憲法違反だとかって騒いでる人がたくさんいますが、天皇の発議権を簒奪するという違憲行為でした。本当は日本国憲法への改正はできてない。日本国憲法ができて約1年後にできた国家公務員法は違憲。公務員の定義を書き換えちゃってる。数年後の朝鮮戦争に再軍備して掃海作業に参加。これも違憲です。自衛隊。これも違憲です。日米安全保障条約。これは実質は集団的自衛権です。これも違憲です。そして日本国憲法自体が、それ以前の大日本帝国憲法に対して違憲です。正当性も正統性も実効性もないので憲法じゃない。

日本国憲法は思い込みによって憲法の地位に得ていることになります。

その日本国憲法は国の最高法規であると書いてありますけど、これも思い込みです。日本は国家公務員法で動いてます。国家公務員法は日本国憲法の斜め上くらいに位置してます。役人の責任が政治家や国民に押し付けられる仕組みになってますよね。責任を押し付けられた上に、夢中で政治家を叩く人々の姿を見ますよね。

警察は人命と財産を守るんだ。これも思い込みです。裏金作りで出世し、ヤクザにたかり、コソコソ隠れてネズミであるみなさんの財産を奪い取る。

病院に行くと病気が治るとか、薬を飲むと病気が治るなんていうのも、たいていは思い込みです。

「我思う故に我あり」な人が多いので、社会が思い込みで動きます。

「我思う故に我あり」だから、その思い込みが間違ってると指摘されると、まるで自分の存在が否定されたかのような感情を持ちます。

思い込みが状況を悪化させていること、自分という存在が思い込みという思考に乗っ取られている状況、思い込みの連鎖、思い込ませている勢力の存在。

そういうものに気づかないといけないなと思います。

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