見出し画像

SaaSへの支払い・証憑管理は曖昧になりがち。決済ツールで証憑回収までしっかり管理する方法とは|法人カードpaildの新機能

企業の経理担当者の皆さんは、増え続けるSaaSへの支払いをどのように管理されているでしょうか。経理担当者が“決済のための業務”に振り回されず、“業務のための決済”ができるようにというプロダクトビジョンを持つ法人カードサービスpaildに、SaaS管理機能が加わりましたのでご紹介します!


増え続けるSaaS支払いは曖昧になりがちな領域

SaaS支払いに関して、企業の課題は大きく2つ。

1. 社内で契約・支払いしているサブスクリプションを網羅的に把握することが難しくなってきている

2. 証憑管理を効率的に行うことができない。または、証憑管理をすることができない。

SaaSが普及し、企業が利用できる様々なサービスやツールが提供されている現在、企業が契約・支払いをするSaaSは増加しています。そんな中で、企業内の一部で利用されていたサービスが、もう使われていないのに契約解除されず放置され、支払いだけが継続してしまう、SaaSの契約者が誰かわからないまま継続しているなどの問題が起き始めています。

これは、多くのSaaSがクレジットカード支払いで、契約を適切に解除するまで自動的に支払いが継続されてしまうことにより、起こりやすくなっている問題です。

また、SaaS支払いは証憑管理も曖昧になりがちです。多くのSaaS支払いでは、担当者が証憑をメールで受け取るなど、社内で証憑が分散してしまう一方で、電子的なやりとりで完結することが多いために整理が後回しになり、電子帳簿保存法の電子取引関係への対応も十分でないといった状態が生じています。証憑管理を行っているというケースでも、証憑の回収・整理に手間のかかっているケースが多いのが実態です。

SaaSに関する支払いは、支払いを管理したい経理責任者・担当者にとって「見えづらい」という状況が起きているのです。

「見えづらい」SaaS支払いを「見える化」して管理、効率化まで

paildでは、SaaSへの支払い状況を管理者が把握し、証憑の収集・保管を行うことのできる機能をリリースしました。これにより、企業によるSaaSへのサブスクリプション契約・支払いが増えることによって企業が抱えている課題を解決します。

【具体的にできること】

今回の新リリースでpaildは、SaaS支払いを、決済のレベルから網羅的に管理できる機能を提供します。(当初はβ版としての提供です)

具体的には、SaaS支払い専用のカードを作成し、決済を紐づけることによって、利用しているSaaSを一覧化することができます。現在利用しているSaaSを一覧で把握することで、不要なSaaS支払いを削減することができます。このカードには個別にメール機能がつき、分散しがちな証憑を効率的に回収することが可能となります。

【新機能でできること一覧】

✔︎ 管理者が管理したいSaaSを登録すると、SaaS支払い専用カードが作成できる
✔︎ 専用カードには、請求先として専用メールアドレスが発行できる(証憑送付先として利用できる)
✔︎ 届いているメールの管理(内容の閲覧、既読/未読の参照、一括既読、未読メールの件数)ができる
✔︎ paild上で管理しているSaaSの一覧を見ることができる
✔︎ SaaS支払いの証憑の回収状況を確認できる
✔︎ 管理者は登録しているSaaSをやめたくなった場合、SaaS一覧から当該SaaSを選んで支払を停止することができ、それに伴って紐づくカードは一時停止となる
✔︎ 決済単位でのメールの紐付けと備考メモの編集ができる

※ paildですでに発行している既存のカードを、SaaS支払い専用カードに切り替える機能もリリースしました!

こんな企業の役に立てる、paildのSaaS管理機能

paildプロダクトマネジャーの中山さんに、話を聞いてみました。

ーー今回の新機能「SaaS」管理機能は、どのような企業様に使って欲しい機能でしょうか?

中山)今までもSaaSの支払いの全体像の把握に苦労し、ストレスを感じて来られた経理責任者/担当者の方や、SaaSの支払いの証憑回収をきちんとしたいけれど効率よく運用を組めていないといった企業の方にはぜひ使っていただきたい機能です! 特に、証憑の回収について、今までもちゃんとやりたかったけれど、うまくやれないでいたというユーザー様の役に立てたら、とても嬉しいです。

ーーSaaS支払いにフォーカスした機能なのはなぜなのでしょうか?

中山)SaaSこそ意識せず決済が走るので、証憑回収が曖昧になりがちというのは、これからも問題として大きくなっていくのでは無いかと思っているんです。ただ、もちろんこの機能を展開して、paildで決済したものの証憑を、全て管理するように、というのはありうるのかもしれないとは思っています。このあたりも、SaaS管理機能をお使いいただいた企業様の声を聞いて開発していきたいです。

ーー機能の開発にあたり、工夫したところはありますか?

中山)SaaSの証憑回収に苦労している人は結構いるんじゃないでしょうか。そんな中で、今回の新機能で工夫したのが「証憑回収」の状況が、パッとみてわかる状態にするということ。こちらの画面です。

画像2

(証憑の回収状況はSaaS管理機能の画面からすぐに見ることができます)

法人決済をより快適にストレスなく ーー paildで実現する支払い管理の世界

SaaS支払い管理の効率化・半自動化を試してみたい方は、ぜひpaildのSaaS管理機能を使ってみてください!

paildは、無料で使える法人カードのクラウド型発行・管理サービスです。今後もさまざまな機能を開発し、より便利に快適に使えるサービスをめざしています。ご興味のあるかたはこちらからご登録ください!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?