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たくさんのカードを発行して管理。グリッド型もリスト型も見やすく|paild新機能紹介

paild(ペイルド)は法人カードのクラウドサービスです。たくさんカードを発行し、一画面で管理できることを特徴にしたバックオフィスツールです。

今回は、カード一覧画面の「見え方」に着目した新機能をご紹介します!

この記事でわかること
✔︎ 新機能のカードのリスト型ビューって?
✔︎ プロダクトマネジャーに聞く、新機能ここが良い点!
✔︎  こんな企業に新機能を活用してほしい!


リスト型ビューって?

paildでまず見る画面は「カード一覧」です。たくさんのカードを柔軟に発行・管理できることを特徴とするpaildでは、ユーザー(管理者)がpaildで発行したカードをしっかりと把握でき、それぞれに対して適切なコントロールを”安心して”行えることを一つの重要なポイントと捉えています。

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こちらは、paildの現在の最初の画面、「カード一覧」画面です。
どれが「カード」か、わかりますよね? ここでカードは「グリッド型」と呼ばれる表示形式で表示されています。カードっぽい長方形のボックスの中に、1枚ずつのカードの情報(「カード名」「カード番号の下4桁」「タグ」「利用上限額」「利用上限額のうち、今月使える金額」)が入っています。

ぱっと見てカードがわかる。その意味ではこの「グリッド型」、かなり考えられたデザインとなっています。

新しいカードをどうやって作ればいいかも、すぐにわかりますよね。カードを模したグリッドの左上のボックスは、「新しいカードを作成」という機能になっているのです。(作成したカードは停止や削除も可能なので、試してみても大丈夫です!)

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一方こちらは、「リスト型」と呼ばれる表示形式でカード情報が表された「カード一覧」画面です。グリッド型とはガラッと見た目が変わり、こちらの方がストレスなく見られる、という方もおられるかもしれません。縦に情報が揃うことで、一覧化されたときの情報を整理して把握しやすく感じる方もおられるのではないでしょうか。

このたびpaildでは「カード一覧」をグリッド型だけでなくリスト型でも見られるようになりました。カードを柔軟にたくさん作って活用することを前提と考えるpaildでは、「カード一覧」画面でたくさんのカードを管理する快適さを向上させるため、グリッド型だけでなく、リスト型のビューでも見ていただけるようにプロダクトをアップデートしました。

アップデートはユーザーからの声と使い方の分析から

ーーそれではここからは、paildプロダクトマネジャーの中山さんに聞いてみたいと思います。もともとどうしてこのような機能ができたのでしょうか?

中山)paildは2020年8月にローンチして以来多くのお客様に使っていただいていますが、最近は特に、「カードの粒度をコントロールする」という方向でのご活用が増えているんです。

どういうことかというと、従来の法人カードサービスでは、1枚または少数のカードを多種多様の決済に対して利用する、という使い方が前提でした。ですから、例えば利用明細を見たときに誰が・どの部門が何のために支払った決済なのかすぐに分からず、それを調べるために手間やコミュニケーションコストをかける、ということが当たり前に発生していたんです。これは、カードの粒度が決まってしまっているサービスであるからこその課題です。

一方でpaildはちがいます。paildはカードの枚数に制限がないサービスで、かつ個々のカードへのコントロールも効かせることが可能。つまり、カードの粒度を自在にコントロールできるサービスなんです。カードを部門別に分けることも、用途別・プロジェクト別に分けることも、従業員全員に配ることもできるんです。

そしてその究極的な活用が、いわゆる、「1カード・1サービス決済」方式と呼んでいるような活用方法です。実はこれが今、いちばん増えていて、いちばん多くポジティブな反響をいただいている使い方なんです。

「1カード・1サービス決済」方式でのご活用とは・・・
▼ 主にSaaSやサブスクリプションの支払い用にカードを利用し、1種類のサービスごとにカードを1枚発行して決済するという使い方。登録・契約したいサービスの種類が増えるたびにカードを増やし、「カード名」「タグ」「共有するメンバー」「利用上限額」などを設定する。
★ この方法のメリットは、後工程が楽になること。クラウド会計システムとの自動連携、会計システム側での自動仕訳キーワード設定などを活用し、【カードで決済する】→【決済データの自動連携】→【会計システム上で自動仕訳】と、経理の業務を決済から全て自動化することができる

中山)この中で、当然ではありますが、お客様のお使いのpaildの中にカードの枚数がどんどん増えていくということが起きていたんです。グリッド型だとわかりやすさというメリットがある反面、何度もスクロールしないと全てのカードを見ることができず、グリッド内におさまる情報量しか一覧画面に表示されないというデメリットもありました。

ーーなるほど。お客様からの声があったのでしょうか?

中山)はい、「もっとpaildのカードを見やすくしたい」「たくさんのカードからさがしやすくしたい」といったお声をいただくことがありました。こうしたお声がプロダクト開発の大きなヒントになっています

ーーそうなんですね。

中山)また、当然弊社のプロダクトチーム内での議論や検討の結果でもあります。paildとしては、「法人カードをたくさん発行して使う」という、過去のカードサービスにはなかった全く新しい考え方が、ユーザー企業様にとって大きな価値をもたらしていると分かってきたタイミングでもありました。

ーーということは、paildでもぜひ多くのユーザーにこの価値を享受してほしいと考えるわけですね。

中山)はい!そうしたときに、不安があるなと。それは、たくさんカードを発行して、それをちゃんと管理できるだろうかという不安です。

ーーリスト型は「見え方」という側面から、この不安を解消するための機能だと。

中山)はい。グリッド型が見やすい方もおられれば、リスト型に慣れ親しんだ方もおられます。見え方としてどちらも選べれば、ユーザー様としてはできるだけ自分にとってストレスのない見え方を選ぶことができますよね。
先月、タグ付け機能もリリースしましたが、これも同じ文脈です。「カードをたくさん発行して管理するなら、たくさんのカードをグルーピングしたり、カードを見つけやすくする機能が必要だ」という発想から生まれました。

リスト型ビューで「サブスクリスト」ができる

ーー他にもリスト型ビューだからこそできることはありますか?

中山)一つは、「カード一覧」画面で、「カードの説明」が表示されるようになったことです。下の図のように、「カードの説明」欄にメモした内容をそのまま一覧で見ることができるんです。

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ーー「カード説明文」というところですね。これは、カード詳細画面から簡単に編集できるんですか?

中山)はい、管理者ならば簡単に編集できます。逆転の発想で、カード一覧で見たい情報を説明文に加えておくことをお勧めしたいと思います。

ーーなるほど。

中山)それから、もし「1カード・1決済」方式を採っているユーザー様でしたら、このリストを見ることで、そのまま「自社がどのようなサービスに契約し、支払いを行なっているか」を確認できる画面にもなるんです。いわゆる「サブスクリスト」にできるんですよね。

リストビューでできること・できないこと(今後開発したいこと)

ーーでは、リストビューでできること、できないこと、開発状況などを教えてください。まず、表示されるカードのリスト順は、どうなっているんですか?

中山)これは、カードを作成した順になっていて、今のところ変える機能はついていません。表示されるカードの順番を変えたいとか、項目ごとにソートする機能がほしいといったご要望がもしあれば、ぜひお聞かせいただきたいところなんです!

ーーお客様の反応によっては、今後開発したい部分ということですか?

中山)そうなんです。もちろん・・・リストビュー機能自体を、それほどご利用いただかなかったな、となったら別の開発に注力することになりますので・・・。ぼくとしては、リスト型に対応したら、リストの状態でソートできる機能があると良いんじゃないかという思いがあります。

ーーリストの順は変えられないということですが、先日「タグ機能」のリリースがありましたよね。リストビューでも「タグ」の絞り込みはできますか?

中山)できます!ですので、現状としてはソートやリスト順の変更機能はないんですが、「タグ」機能は使っていただけるかと思っています。見たいカードだけを見るとか、特定のカードを探すときなど。

先ほど言った「サブスクリスト」的な見方をしたい場合にも、該当するカードに「サブスク」とか「SaaS」といったタグをつけておいて、そのタグで絞り込み表示すればいいんです。

ーーダウンロードしたり出力とかはできますか?

中山)できないです。将来的にやりたいこととして、カードの「一括操作」というのがあるんですが、それを開発するタイミングで、ぜひ一緒にやりたいことの一つです。

ーー「一括操作」とは?

中山)タグなど、なんらかのグルーピングしたカード群に対して、一括で同じメンバーを共有できたり、カード群の利用上限額を一斉に編集したりできる機能があれば便利だと思いませんか?

ーーなるほど。以前、全社員に1枚ずつpaildを配布して、リモートワーク補助金を出したという企業様の例を伺ったことがありますが、そのようなケースでは便利に使っていただけそうです!
他にもリストビューでできるようになったことはありますか?

中山)「タグ」の表示の省略がなくなります。今までのグリッドビューだと、タグが多い時に省略して表示されていた(マウスオーバーすると表示されます)んですが、リストビューだと全タグが省略なく、カード画面一覧に表示されます。

ーーリストビューの場合の、カードの挙動を教えてください。

中山)リストになっても基本は同じです。各カードを選択すると、そのカードの「詳細画面」に飛びます。「詳細画面」では、そのカードの利用上限額、利用明細、シェアされているメンバーなどの情報を見ることができますし、管理者はカード名やタグなどを編集したり、物理カードを申請したり、カードを停止したりすることができます。

ーー一般利用者と管理者とで見え方の違いはありますか

中山)リストビューは管理者でも一般ユーザーでも使うことができます!

カードをたくさん”安心して”管理できるカードサービスへ

ーー最後に、どんなユーザー企業様がこの機能を活用していただけそうか、教えてください!

中山)paildをお使いの企業様、管理者様にはどなたでも便利に感じていただけると思っています! 特に最近増えている「1カード・1サービス決済」方式のユーザー様にはかなり使いやすいと思います。これがあるならカードの枚数が多くても使いやすいねと思っていただけると思います!

ーーぜひ活用していただけると嬉しいですね! ありがとうございました!

paildについて

paildでは引き続き、よりストレスなく決済に使えるプロダクトをめざして開発を進めてまいります。サービス登録は無料でこちらから。

以上、新機能「リスト型ビューでカードを見られるようになりました」でした!


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