今の環境に居続けることに
あんなに拘っていたのが
噓のように崩れて、数日が経った。

色んな感情やエゴが
自分を飲み込むような勢いでやって来て
その強さに一旦、圧倒されるんだけれど

「とことん出し尽くしてよ。味わい尽くすから。」と
覚悟はできていて、
徹底的に向き合ってみる。

すると今度は、逆に
とどめておくことはできないものなんだと知る。

眠ったり、日常の小さなことが挟まるだけで
スルリと呆気なく移り変わっていき

流れていった想いに
戻ることは、もうできない。
あんなに、大きかったのに。

そこで、「囚われていただけだったんだ」と氣付く。
その繰り返しだった。

多重人格のように
数時間おきに、色んな自分が出てきた日もあった。
「まだ怒ってるんだね」
「うんうん、寂しいね」
「苦しいね、泣いちゃおうか」

手がかかるわたし。
付き合っているだけで、１日が終わってしまう。

周波数が、それにつられて
本当に勝手きままに
乱高下して、それがすごくしんどかった。

食欲をなくしたり、
家族が笑うリビングにいたくなかったり、

「持ちこたえられんのかな…」って
時々よぎったほど。

それに、今回に限って
彼の出張がやけに長い。

これまでは、わたしが何か氣付いて
内側が変わり、周波数が高く戻る頃
ふと連絡が来るのに。

わたしの周波数が
上がっていても、下がっていても

LINEをこれまでになく、たくさん送ったり
（わたしにとっては、めっちゃバンジー！）、
それでも会えないから
凹んじゃって、パタッと送れなくなったり

両方やっちゃってたけど、どっちにしろ会えない。
今回は、これまでの「こうしたら会える」が、適用されてないような
空振り感があり、それがまたしんどかった。

こんな時、これまでのわたしは
「周波数を上げよう、内側を整えよう」って
自然と意識してた。

波動が高いほうが
２人で会える時間も
よりハッピーな展開になるし。

でも、なぜか
今回初めて
その意識が湧いてこなかった。

その努力を、したいと思わない。
浄化や癒し、手放しなどのエネルギーワークも。

湧きあがる想いを、恐れることも、嫌がることもなくなり、
無理になくそうともしなくても、向き合っていれば流れていった。

そんなふうに、全ての想いに
「在る、ね」とだけ認めて、
あれこれいじらずに成り行きに任せた。

内側のしんどさが
もう、なだめられないところまで来ていて

わたしは、彼に知ってほしいんだ。
わたしの、本心を。
そこだけが日増しに浮き彫りになってゆく。

はぁ。
これもまた、すっごいバンジーなんだけどね…。

ぜーんぶ、やりたくなかったこと。

統合してるのに、
「会える、会えない」で
こんなにも悶々とする自分。

今の彼には無茶だと知りながら
「もっと会いたい」って
言わなきゃ、状況が変わらないもどかしさ。

こんなに寂しい想いをしなきゃいけないなんて、と
本統合までの道のりの長さを
思い知らされる毎日。

だけど、その全部を受け容れるしかないし、
どんな思いも在るがままに
なくそうともせず
とことん付き合えるようになった頃

彼から連絡がきた。