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カレーが好きだということ

なんでカレーが好きなんだと聞かれた。美味しいから。そりゃそうだ。辛い物が好きだから。うむ。何を入れても許されるから。そうだなー。スパイスの奥深さに感銘を受けたから。ほうほう。なんかそれっぽくなってきたような。

ここで、わたし個人のカレーの思い出をさかのぼってみる。子どものころ、金曜になるとお母さんが大量にカレーをつくり休みの日までもたせていた。グリンピースの入ったカレーは給食でしか見たことがなかったっけ。たまに行ってた食堂の大盛りカツカレー680円。インドカレー屋を通り過ぎるときの油とスパイスの匂い。
なるほど、カレーは気づかぬ間にこんなにもわたしの人生に爪痕をのこしているのか。あたりまえのように日常に溶け込んでいるけど、なんとなく特別さを感じる食べ物。わたしがカレーを好きだと言っているのは、そういった思い出も含んでのことだと思う。

こうやって書いていて気づいたことがひとつ。「カレーが好きな理由」を語るには「カレー」を分類する必要がある。少なくとも「カレーライス」と「スパイスカレー」、そして「エスニックカレー」だ。

まず「カレーライス」は、カレールーから作るお母さんの味。安心感のあるカレー。「スパイスカレー」は、カレー専門店やおしゃれなカフェなどで出される店主こだわりのカレーといったところだろうか。「エスニックカレー」はインドカレー、スリランカカレー、タイカレーなど現地系のカレーを総称するためにさっきつけた名前。一般的には使われていないと思う。たぶん。

これらについて一気に語ろうとするとすごく長くなりそうなので、次の記事から種類別に書こうと思う。みんなはなんでカレーが好きなのか聞かせてください。

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