空飛ぶ車の未来を考える

空飛ぶ車について、NTTコミュニケーションズとドコモgaccoがお送りする連続ビジネスセミナー「Beyond2023」というウェビナーを受けたので忘れないうちにアウトプットをしてみました。
講師はDRONE FUND代表で、慶應義塾大学SFC研究所ドローン社会共創コンソーシアム上席所員を務める、千葉功太郎さん。

講座紹介は以下のようにされていました。

空飛ぶクルマと聞いてSFの世界を思い浮かべる時代は、もう終わりかもしれません。
ドローンや空飛ぶクルマといった「次世代空モビリティ」は、新しい移動手段として、また物流分野やインフラ点検分野などを効率化する新しい手段として注目される分野。 実用化に向けての飛行試験、機体や運航管理技術などの研究開発や実証実験、法整備なども進んでおり、今後の市場拡大が期待されています。
次世代空モビリティ実用化に向けての現在地点について伺いながら、未来の社会やご自身のビジネスの周りにどんな影響があるかについて、みなさんと考える時間にできればと思います。



1時間の講座でしたがあっという間でしたね。
ゆっくり聞きたかったのですが仕事の移動時間で聞くしかなかったのが惜しいです。
ALI上場とか企業の紹介や開発のことやそういうことも盛りだくさんでしたがそこはいったん置いときます。
実際いろいろインフラや物流に活用されていくでしょうが最も気になるのは機体のことや値段、いつどのように普及するかとか安全性ですよね。

では気になる空飛ぶ車のことから。
まず時速200kmで東京から鎌倉まで約13分で行けるそうです。
燃料は電気で、バッテリーは充電式。
電池なので稼働時間は短いけれど、30分もあれば十分な距離を移動できますし、発着の都度交換することによって十分運用可能なようです。

実際に運転することは免許を取って可能だけれど一般的には自動運転で普及になりそうです。
パイロットの免許取得は大変そうですしありがたいですね。
また自動運転にすることで空ですれ違う時、パイロットが運転しているジェット同士が避ける場合とAI同士が避ける場合では回避にとる距離が違い、空間が有効に活用出来るようです。
パイロット同士では無線で連絡しあうところ、AIは通信で一瞬だそうです。

車を実際に所有するには億~数千万かかるため、投資家や民間事業が運営という形になりそうですね。
発売当初はどんなものも高いというのはパソコンなどの歴史からもわかるけれど、安くなっても維持費やバッテリーなどのことを考えたら一般人は手が届かなさそうだし、使ってない時間でシェアして稼ぐこともできるだろうけど出ないとまだ何とも言えないな~

ちなみに運営は、運転手がいると人件費コストがかかるため、自動運転での稼働し、Uberのような感覚でポートに呼ぶことになるだろうとのこと。
とりあえず空飛ぶ車は実際にそこに行くまでかかるタクシー代の値段程度で運営されるのでは?という予想でした。
配車サービスですが乗る人数が多い地域の場合は自然と安めの価格で、バス運行のような定期便が出てくると思います。


プライベートジェットよりはコンパクトで扱いやすく、資産家にとっては一億いかないくらいなら安いくらいだろうし、使わないときに稼いだり空港やヘリポートまで行く時間短縮になるからそういう人は絶対運用すると思います。
ポートを作ると新幹線よりも早く便利に色々な場所に行けるから、今は交通の便が悪い観光地に土地を買っとくとかしたら一攫千金あるかしら?
そのうちポートだけ作り、車はないけど発着使用料でいくらかもらうというビジネスが絶対出るだろうし。

発売というかお披露目は2025年だろうとのこと。
政府も大きく援助してて、そこに目標を設定しているため、大阪万博で登場すると思われますと話していました。
そこから普及するには日本だと数年かかるかしら?
最初は安全性に不安があると言われて、市街地ではなく山間部や島などで運用されると思われます。あと災害時利用に、コストがかかるドクターヘリの代わりになったりなどで徐々に慣らしていくのかな?
安全性は十分考慮されており、万が一落ちるとしてもプロペラが多いためゆっくり不時着が可能で、音もヘリコプターより小さいそうです。
ハッキングが1番の懸念として挙げられており、そこはブロックチェーンを使用するとのことでした。

通信はもしかして日本だとスターリンクかな?
何処でも、島や山間部でつながるし今ちょうどキャンペーンやってるからそう思ってしまう。
とりあえずどこでもドアではないけれど、国内ならかなり移動面で時間短縮するし、どこで働いていても住む場所は自由に選べるようになりそう。長時間移動が苦になるような高齢者や小さい子ども連れても気軽に遠出できるし早く普及して欲しいと思いました。

デメリットはそうだな、実家に戻ってこいって言われそうなことかな。

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