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人民新聞12/15号掲載予定『自伝的考察』②「路上の意味、10代」

人民新聞連載全5回シリーズ
『自伝的考察』②「路上の意味、10代」
校正が進んでいる

予定通り、今月も15日号に掲載される見込み
なんかもうこの回は読み返すたびに号泣に近く涙が溢れて
顔が汚れてるみたいなまんまの日々である
伸びすぎた前髪も相まって、あたしは何だか流浪者がジョークにもなんない自分に微笑む

できるなら10代、その世代にのみならず若者に関わる方たちに読んでいただきたい
幼いあたしがハスに構えながら挑発してるから
ここに来て向き合ってみなよおばさん達、オッさんたち
あたしはここにいるからよ、って睨みつけてるから!
おいで、受けてたちに!
あたしは今も、ここに居るからさ

あたしは悪い子だったのかなぁ
お母さんにだけはも一度聞きたいなぁ
ホントに思う
礼子は宝物だよってお母さんが言ってくれてたから
あたしは今も荒みきってない目でいられるのかなぁ

立ち竦んで頭を抱えて叫べば
そうすればこの世界からサヨナラできるの?
消えない痛みとシミを思い知るだけなのでしょうね

それでも人は好きで
何よりあなたにホントに嫌われてないかとても気になります
小さなあたしです

また会いましょう
あたしはいつも心を込めて情熱のたけをこめて言葉を選び、命を削って作品を仕上げています
阿呆丸出しだけどいつも自分から吐き出される言葉たちに泣いています

「自分が裸で立たされているようで」、大好きなにゃきさんだけどしばらく詩は読めません、というあの子のメール
あたしもそうなのよ
隠すこともしない自分の恥部たちを
張り裂ける胸で味わう
だけど目をそらさない、味わい尽くす

もう一度会いたい人がたくさん頭に浮かんでは流れてって
これは走馬灯なのかなぁ、なんてまた、泣いている
子どもが変な顔してみてるけど
あたしはもう、恥ずかしくなんかない

山村礼子★にゃき
流浪者、生まれついての詩人の人生


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