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『夜明けのマシンガンで撃ち抜いてくれ』

疲弊していると少しやつれてくるのがいいな
手元にマシンガンがあれば迷わず乱射やで、君たち運がいいね、あたしの手に銃が無くて良かったよね
などと妄想しつつ

マシンガンがあったとしてもあたしは、使い方を知らんので、ええとこ暴発して自分だけ死んでちょっと部屋を汚した末に嘲笑や哀れみの的になるくらいの出世劇なのだろうぜ
とヘラヘラ笑いながらYouTubeでROCKを聴いている

最近なんだかひとが怖くて
昨日行った派遣先のマンモス工場では
ひとが多すぎて恐怖で息がハァハァして困った
なんにもこちらが見えてない、みたいに歩き進んでくる人波には依然として慣れなくて
梅田のオフィスへ通勤している時も、前から来る人波への恐怖で「わーーっ!あーーーっ!」言いながら道を歩いていた
それ以外は普通のOLだった
のかなー?
別段普通に扱われていたような
自分が気にしていなかったのか

人間怖いな
震えるほど怖いから
胸が張り裂けるほどの想いで好きになるのだけど
あたしは
目をそらすことができぬのに
響く痛みは死を思わせるほど
だからこそ
慟哭するほどに愛されることが歓喜である

だからマシンガンも銃もあたしにもたせてはならぬと思ふ
愛と承認への欲求は人を殺す
自分自身も壊滅するからね

山村礼子★にゃき
されど疲弊する自らもさほど案じていない


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