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バラ好きの視点から読み解くさよならローズガーデン第3回~バラのジャム

ごきげんよう、はねおかです。
今回はバラのジャムについて書いてみたいと思います。

さよならローズガーデンの本編では、第6話で登場します。
アリスの髪の香りにときめいた華子が、とっさにそれを誤魔化すために言ったわけですが。
「バラの香りでジャムを思い出してしまうなんて、華子は食いしん坊ね」と笑われてしまいます。

バラのジャムというと2つあります。
1つはローズヒップ、つまりバラの実をジャムにするものです。

ロサ・ルゴサ(ハマナシ)のローズヒップ
ロサ・カニナ(イヌバラ)のローズヒップ

ローズヒップはビタミンCが豊富で、とりわけ第二次世界大戦中のイギリスでは、カニナのローズヒップを集めさせて人民の壊血病を防いだというエピソードが有名です。

そしてもう1つは、花びらをジャムにするものです。
こちらはバラの香りが感じられるジャムになります。

・作り方

材料
バラの花

砂糖
レモン果汁

まずはバラの花を摘みます。
口に入れるものですから、無農薬栽培のものがいいでしょう。

香りのあるダマスクローズや、フルーツ香の強いダブル・ディライトなど、お好みで用意しましょう。

花びらを一枚一枚はがしていきます。
ゴミや害虫が入らないようにしましょう。

花びらが集まったら、少量の水と砂糖を煮詰め、そこに加えていきます。
すごい色になりますが、レモン果汁を加えると見事なローズレッドに引き締まります。
煮詰めすぎるとバラの香りが飛んでしまうので、ほどほどにしましょう。

完成です。

パンに塗るもよし。
お湯に溶かして即席ローズティーにするもよし。

さあ、あなたもバラを愛でる五感のなかに、「味覚」を入れてみてはいかがでしょうか?

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