◆ 気になった本 73
「ケイトが恐れるすべて」（ピーター・スワンソン 創元推理文庫 9784488173067）
どんなアタマがこんなお話しを捻り出すんだろう
思わず唸ってしまう！
スピーディーな展開にハラハラドキドキするって感じではなく
「ヒ～ッ！ヒ～ッ！」と思わぬ展開
次々と明らかになる事実に“言葉を失くす”
そんな感じ
ただ 読了後にカタルシスを得られるかと云うと
それはまた別
確かなのは“読み応えがある”こと
それに
枚数は割かれてないけど
ボストンの刑事ジェイムズはなんか惹かれる...
そして
晩冬のボストンへ行ってみたくなるね 強烈に！
イザベラ美術館
フェンウェイパーク
ネプチューンオイスターの「ロブスターロール」
ブロヴィンスタウンへのフェリー航路
アセニアム図書館
そして ボクならジレットスタジアムへも！
ロンドンではフラット
ボストンの豪邸の集合住宅はアパートメント
しかし
登場人物たちがどうやって
ベリーストリートのこのアパートメントに住む糧を得てるのか
それも気になるところです
特にオードリー！
また アランの別れた彼女
何故に今もなお家賃を持ってるのかも不思議
それに
米国にもかかわらず
活躍する皆さん 自家用車ではなく
地下鉄や徒歩 そしてタクシーで移動するのが
なんか 新鮮です はい