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私が好きな漫画

河内遙先生の「へび苺の缶詰」

病んだ不登校の高校生時代に本屋で買って、あれから約10年経った今も売らずに家に残してある…大体はあまりの金の無さに古本屋に売ってしもうてのぉ。でも新品で買ったってのもでかいのかな。とにかく、好きな漫画。

モノローグぽい、言葉の選び方が好き。登場人物の心の声 ノスタルジーというのか?しかしそれが自然だとも思える

物語の中の言葉を使って言やぁ、「計略的かつ実に不誠実」な「フニン男とフリン女」の話

当時17とかそんなんで読んだ時にはわかったつもりでいたけど かなり きっとどろどろな話なんだろう でも私は今も この漫画からは私の核となるような共感めいたものを感じるし(フリンしてるとかの話ではなく)軽く 重くない(と私は思う)絵柄でさ 重いような出来事を軽やかに笑って生きていっちゃえばいいよってそんな気持ちにさせてくれる漫画 線がしなやかで丸っこい当時のイラストも好きよ

これは私がこの漫画から感じたことで、中にはもしかしたら?誠実に生きてゆかなきゃ!ってことを感じる人もいるだろうけどね この漫画の結末に私はとても救われる

…あやうい私の執着もまるごと愛してくれてるでしょうか、私の恋人は。なんつって

同じカテゴリのものが好きだからと言って、気が合うとは限らないように…。

カタチがかわってゆくことを、なによりも不安に感じてしまう質ですが、池ノ上くんの言葉を読み返して思う。おそれずに、ただこの瞬間を生きているだけで、きっと凄いことなのだから。

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