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バーチャル埴輪、最後の記事

バーチャル埴輪として、最後の記事を書こうと思う。

これまでまとめサイト界隈を中心にVtuber界隈について語ってきたが、今のまとめサイトランキングを見て、自分は何もできなかったんだなということを思い知り、全てをあきらめようと思う。

だが最後に、自分の知りうる限りを残しておく。


「日刊バーチャル」について

一昨年5月、「日刊バーチャル」というまとめサイトが荒らしコメントの削除人を募集した。以前からのユーザーであった自分は、少しでも環境改善に貢献できればと思い、削除人として立候補した。そうして、管理人と協力して荒らしの殲滅を行っていた。

最初は数時間に一度、掲示板を見ては沸いている荒らしを削除するだけだった。上記の画像を拡大していただければわかるが、どういった人物が荒らしを行っていたか、そしてどんな時に荒らされていたかが克明に記されている。

特にひどい時は100以上の削除が行われた。中傷は対立を呼び、卒業や炎上は無限にも思える罵倒を引き起こした。特に覚えているのは元にじさんじアクシア・クローネ卒業の際である。毎分更新する度に新たに誹謗中傷が書き込まれ、数時間に渡って削除対応は続いた。

あまりにひどい罵り合いは、お互いの関係を冷え込ませていった。来る日も来る日も削除をしたが、無駄だった。

ちなみにここに記載されているのは荒らしを受け、通報が行われた結果送られてきた文章であり、荒らしレスの全てではない。実際にはこの数十倍は削除が行われただろう。

日刊バーチャルが閉じられる最後の日までこのやり取りは続いた。それでも、自分はVtuber界隈をあきらめたくはなかった。

そうして去年の8月、管理人から掲示板の閉鎖の連絡があった。実際には、これは掲示板の閉鎖ではなく、日刊バーチャル自体の閉鎖であった。

金銭では変えられない価値があったと信じたかったため、ギフト券の受領は拒否させてもらった。自分はお金の為ではなく、対立煽りが跋扈し始めたVtuber界隈を、僅かでも救いたかったのだ。

自分とVtuber

2020年のコロナ禍、自分は職を失い時間を持て余していた。そんな中、昔を思い出すようにラジオ番組を聞いていると、聞き覚えのある名前が流れてきた。そうして、自分はVtuberを知り、配信を見に行き、それらの情報を得るようになったのだ。

そうして時間を持て余していた夏、にじさんじ甲子園を見ているさなか、数々のまとめサイトにたどりついた。最初は批判的な意見を見ても傷つくことは少なかったが、2020年の秋ごろ、とあるVtuberが姿を消した。それらのまとめサイトの言い様を見て、決して彼らを許すまいと心に誓ったのだ。

実は2016年、キズナアイのデビュー時からバーチャルの世界に興味を持ち、動画や配信を追う程度には関心をもっていた。ミライアカリの年越し配信などもその一つだ。その翌日彼女は炎上してしまったが、思えばその時からまとめサイトに縁があったのかもしれない。

自分が特に執拗に追ったまとめサイトと言えば、やはり「Vtuberの巣窟」だろう。推しを推していればそれでいい、アンチなんて関係ない……果たして本当にそうだろうか?ホロアン倶楽部を見て同じことが思えるだろうか?そしてその逆も……未だまとめサイトに根を張り、界隈を汚染し、多くの人を苦しめている。

さいごに

これまで何度も何度も大手二社への通報を出した。しかし、まとめサイトを一つ潰すのにはかなりの時間がかかり、たとえサイト自体が無くなったとしても、その意思は受け継がれ、また新たな憎悪を生む「巣」が誕生し、数多のユーザーが移住する……これが今のVtuber界隈の現実である。悪質まとめを生む「根源」に手をかけなければ、根本的な解決は決して望めない。

そうして、自分がそもそもインターネットというものに向いていなかったことをここ数日痛く実感したのだ。

様々な手を尽くしたが、撲滅には至らなかった。それどころか、かえって刺激した結果か、自分がホロアン倶楽部の人間なのではと疑う者まで出始めた。彼らにとっては、何が正義なのだろうか?彼らとどうしたら分かり合えるのか……結局自分には答えが出せなかった。ただ、「信じてほしい」というしかないが、現状を見るにそれもかなわぬことだろう。

最後の最後にもう一つ、自分はここ数日で通報を元にdiscordを調査した。しかし、その行動は相手に筒抜けであった。そこでその通報者をよく見ると、数日遡っただけでbotだった跡が出てくるのだ。他にも、自分をブロックしているユーザーでかなり過激なにじさんじアンチも、同様の跡が見られた。敵は……アカウントを購入しているのだ。彼らはただの遊びではなく、ホロアン倶楽部同様に金をかけてVtuber界隈を分断しようと企んでいることに気づいた。これらに大手二社が……あるいはどちらか一社だけでも果たして取り組むことができるのだろうか。申し訳ないが自分はもう、自信が無い。

Vtuber界隈を見ていると、人類の歴史を見ているようであった。キズナアイという「神」が世界を作り、様々箱という国が生まれては滅びていった。そして今、「にじさんじ」が中国、「ホロライブ」が北米を味方につけ、そして……もし歴史が繰り返されるのならば、その後の展開は最悪のものである可能性もある。

多くのVtuberファンはこれからも災禍に見舞われ、鬱屈とした日々を過ごすかもしれない。それでも推しの存在が、推しの配信が、どこかで力をくれるかもしれない。しかし、いつの間にか「好き」ではなく「「嫌い」が嫌い」という感情でしかないことに気づいたら……ふとした時に、心が折れてしまうのだ。







最も、ホロライブファンは安心したらいい。きっと心強い味方がいつでも力になって敵を抹殺してくれるだろうから。


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