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DIYのながれ、その3

今日のテーマは「設計とは分解!」です。

商工会議所に加盟するかしないか、
双方の意見がある中で目的さえ理解できれば「行くしかない」
と決めた繁盛工房です👍決めたら即実行!行ってきましたよ!

ながれ=工程を知る

1.何を造るか決める
2.材料の選定
3.設計、製図
4.材料の拾い出し、購入
5.材料のカット(刻み)
6.組み立て、固定
7.仕上げ、塗装
8.設置

昨日に続き工程の中から書きます。

設計、製図は難しい

このハードルの高さは、
初心者にはキツイですよね。

僕なら、普段からCADで製図してるし、
DIY用の3Dソフトも持ってるから
サクサク書いちゃいます。

でも、建築や製品作成に携わってない人には
未知の世界と言ってもいいかも知れませんよね。

でも、設計図がなければ、
材料がどのくらい必要なのか解らない。
どうやって組み立てればいいか解らない。

だから、絶対必要なものなんです。

頭の中で思い描いてるから大丈夫!
そう思った方もいるでしょう。
じゃあ、それを紙に書き出してみましょう。

想像を具現化する

思い描いてる形や大きさを
書き出すことで気付くことが多い。

あれっ?ココは狭くないか?
このサイズじゃ、収納出来ないな・・・
とか。

実際に書き出すことで、
精度が高くなるのと同時に、
自分のイメージも明確になっていくでしょう。

自分が解ればいいんです、
キレイに線を引けなくてもいい。
イメージしてた全体像を具現化するために、
頭の中のパズルを紐解いてくような感覚。

一つ一つのパーツを生み出す作業が設計です。
慣れてくれば、逆に、
一つ一つのパーツの集合体が
全体像としてイメージできるようになります。

紙に書いた図面を見て、
3Dでイメージできるようになります。
脳内で回転させたり出来ます。

初めは、全体像から分解して
パーツを生み出す作業。
これを意識していけば、設計できます。

ココでもゴールからの逆算思考が活きてきますね!

見落としポイント

それは材料の厚みです。

例えば、「箱を作ろう!」と決めた。
BOXティッシュを入れる箱にしよう。

まずはBOXティッシュのサイズを図りますよね。
そのサイズが内寸(内側のサイズ)となる。
つまり、
内寸+材料の厚み=外寸(外側のサイズ)。
当たり前のことなんですけど、
初めのうちは、結構見落としちゃうんですよ。

厚さが10mmの板材で造るとして

完成のイメージでは、
横から見た時に、
底板、蓋が横の板で隠れている。

それなら横板のサイズは、
内寸+底板の厚み+蓋の厚み+クリアランス(余裕)
となりますよね。

底板と蓋が見えているなら、
内寸=横板のサイズとなる。

そのように、
全体像でどのように見えるのかをイメージして
材料を組み合わせる順番を考えると、
厚みの分をどちらかに加えなければ、
ならないことにきづきます。

練習するなら具体的に

設計はやればやるほど上手く速く出来ます。

練習すると上達を実感できるとおもいます。

なので、練習してみましょう。
まずは箱を設計しましょう。

シンプルな箱。
BOXティッシュケースが丁度いいです。

入れるものが身近にあってイメージしやすい。
測れるので具体的な数値で考えられる。

その時に使う板材は
幅が12cmか10cm、厚みは10mmか12mm
(造るときはホームセンターで下見して決める)
一般的に手に入りやすいサイズです。

全方向から書ければ完璧

上、下、前、後、右、左と六面全て書けたら完璧です。

斜め上から立体的に書けるようになったら
ちょっとレベルあがったな!と嬉しくなります。

それぞれの面を書く時に厚みを忘れないこと。
点線で書くようにすれば、意識づけできます。

気付けばバラバラのパーツになってる

厚みを意識して、
完成形(全体像)から書いていくと
気付けばそれぞれのパーツになっているはずです。

それを別に書き出すと、
次のステップに移れます。

拾い出しと購入。
材料の加工。
です。

今日はココまで。

次回は続きのステップについて書きます。

お楽しみにしてて下さい。

最後まで読んでいただきまして、
ありがとうございました。

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