『マリッジストーリー』に共感。何回も見たくなる映画。

こんにちは。

今回はとても心に響いた映画『マリッジストーリー』についてnoteに書き留めておきます。

観終わったあとは涙がとまらなかった。ようやくこの映画を10回観て泣かずに見れるようになりました笑。そのくらいいい映画。。。

なぜこんなにマリッジストーリーに共感できるのか。。。

一度は感じたことがある別れるときの切なさや、胸が締め付けられる感じ。

日常で感じる寂しさや、苛立ち、安心感など、夫婦を通してさまざまな感情が映画の中で表現されていてる。

それにヨハネスとアダムの演技がほんとうによかった。

感情むき出しに怒鳴り合うシーンはもちろん、何気ないシーンもとてもリアルで。クスッと笑ったり、温かくも、切ないシーンが人の心情を深く描いている。

あらすじ

1人息子を持つ夫婦が離婚していく話。

What I love about Nicole.....    ニコールの好きなところは、、、。

What I love about Charlie.....チャーリーの好きなところは、、、。

冒頭から互いの好きなところを朗読するところからはじまる。

はじまったとたん、一気にこの夫婦に魅力を感じ感情移入できる。


妻のニコールは女優で旦那のチャーリーは舞台監督。

2人とも才能があり、妻のニコールは結婚して旦那の舞台に出るように。このままでいいのかと葛藤していた。

ニコールが弁護士を雇ってから離婚へ向かって一気に走り出す。

そしてお互いに落とし所をみつけていく。

家族に尽くすことと自分を大切にすること。

ニコールは家族に尽くして生活する日々。

家族に合わせすぎて本来の自分の好みも分からなくなるくらい。

家族を愛していても自分を見失うのはつらいもの。

はじめはそれでもよかった。

でも旦那のチャーリーは自分をみてないと気づいた。

そして自分の存在自体がなくなりそうに感じたニコールが行動を起こしていく。

女はわたしを見てほしいと思うもの。でも、吹っ切れた女性はやはり強い。

自分の幸せを掴みにいっているニコールがとてもかっこいい。

浮気

ニコールはやっぱり許せなかったんじゃないかな。

旦那の事を自分から拒絶していたとはいえ、浮気されるとやっぱり嫌なもの。

拒絶してから浮気の流れは避けられない。わかってますよ。

でも分かってるけど許せないのよ。浮気は。

孤独

チャーリーがバーで歌うシーン。この歌詞がこの映画のひとつの見どころともいえるような歌詞。

誰かが僕をきつく抱きしめ

誰かが僕を深く傷つける

誰かが僕のイスに座り

僕の眠りを妨げる

僕は気づく

僕は生きてるんだ

生きてる

誰かに過剰に必要とされ

知られすぎている

急に引き上げられたと思ったら

地獄に落とされる

そして僕が生きるために支えてくれる

僕を生かすために

僕を混乱させて

褒め言葉でバカにして

使い古しにして

日々を変えてしまう

でも孤独は孤独でしかないんだ

生きてるとはいえない


これは夫婦の物語だけど、私たちが生きていくうえで日々感じる不安や孤独。

とてもよく表現されている。


わたしは現在、結婚8年目。

今のところ仲良くやってるけどこの映画のように少しのことですれ違っていくのがわかる。

互いの事は知り尽くしたようで、本当の奥底にある気持に気付くのは難しい。

夫婦のすれ違いってそんなもの。

長く続けばいいものじゃない。夫婦の形もさまざまだし。

でも、お互いに愛があって結婚したのなら、納得のいくものにしたい。


映画のように旦那の好きなところは。。。。って考えてみようかな。

What I love about 旦那、、、、、なんだっけな笑。


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