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田村ゆかり LOVE ♡ LIVE 2023 *with me?*がはじまりましたね


 Twitterには140文字しか書けないし、これから参加する方には去年みなさんがわたしにしてくださったようにできるだけ新鮮な出会いを残しておけたらいいなって思ってるので、曲目や演出に関することはこっちにまとめて書くことにしました。そんなわけで、ここにはいわゆるネタバレ要素がありますので、まだ*with me?*できてない人にはちょっと刺激が強いので公演ご参加のあとでまたお越しくださいね。

 もっともこれはレポートなんかじゃなくて、個人的にどこで何を思ったか感じたか〜みたいな感想文です。おなじステージをご覧になった方と共感してもらえたらいいなって思っていますので、その点でも一度参加なさったあとで読んでいただけるほうが、お読みになるみなさんはさておき書いたわたしがうれしく思います。

 分析も考察も基本的にないです。わたしはいつも考察は外注です。よく気づいて思慮深くかしこいみなさんありがとう。
 特に全体にくまなく光をあてたわけではないし、書いてないからって何も感じてないわけでもありません。ご自身のお気に入りポイントをわたしが書き飛ばしていても怒らないでくださいね?っていうかそれはどこかでぜひ読ませてください!
 
 わたしもインターネット老人会のひとりですが、昔のようにこのあとYes/Noを何度もしつこく選ばせたりあいことばを求めたりはしないので、写真1枚はさんで公演内容に関することが書かれた本編にまいります。まわれ右の方はここでどうぞ。


全国のおいしいもの楽しみですね😊
これは宇都宮でいただいたいちごのパフェ
この先は本編についての記述がありますからね?







[1 Beautiful Now]


 開演直前に流れるあの歌、歌詞がちょっと官能的っていうか、情熱的な愛の歌でして。
 ”We’re beautiful now”=「わたしたちはいま美しい」って歌詞に、満場の客席やまだほの暗いステージを見わたして、(わたしが美しいかどうかは鏡を脅すとして)たしかにこれはステキな光景だな、あちら側からも美しいと思ってくれているならこんなうれしいことはないな、これから熱い夜がはじまるよ…って気持ちが高まってくるのです。とてもすばらしい選曲です。

 今回は客席照明が暗転する直前に音楽のボリュームがアップするあたり、あきらかにこの曲を「使っている」のだと感じています。要するにただのBGMではなくて、意味を持たせている。だったらさっきわたしがちょっとふれたように「わたしたち」はあちら側から見ても美しい…? 姫さままことにもったいのうございます😭
 もうあと何公演か行くと、これを聴くだけで開演3分前の高揚感がよみがえるパブロフの犬になりそうです。お仕事行きたくない朝に聴こう! 


[2 クラップ] 


 その愛の讃歌に、わたしら開演前だというのにクラップ入れて高揚感を勝手に相乗するわけですよ。もう王国民はクラップをすっかりインストール済みなので、いつでもパッと取り出してしあわせならすぐ手をたたいちゃう。あれはたしか宇都宮からはじまったと思うんですがそのときはちょっとびっくりしましたけれども、ああそうか高揚感が共有できるってこういうことか…って思うとますます「いま美しい」と感じられるのです。

 クラップは本編でもあちこちで活躍していますね。わたしは、*Airy-Fairy Twintail*で歌ってくれたいくつかの曲たちの中には反射的に手が動いてしまうものがあります。『La La Love call』の\絶対!/のところとかね。見わたすとほかにもいらっしゃるみたいですね。声あげていいし実際あげてるのに何やってんのかなって笑っちゃうんですが、それってやっぱり「なかったことにはできない」ってことなんだと思ってます。
 あたらしい歌でも『Fanfare』とか『Bejewel Escape』の間奏とか、理由はわからないけど声をあげないことになってるアコースティックコーナーとか、声が出せてもクラップは効果的に使われていると感じています。もちろんゆかりさんやメイツのみなさんのおみちびきあってのところでもありますが、声出し禁止のおかげで結果的にできることが増えたんだなぁ…って災い転じて福となした感じに個人的には満足げにニコニコしています☺️ 
[私信]:開演前のわたしへ。だいたい願ったとおりになってると思うよ。

[3 コールとかコーラスとか] 


 こんどは声の側から見てみましょう。クラップだけだった歌にもコールがついてきましたね。『La La Love call』がいちばんわかりやすい例で、\あ・り・がと!/がおおきな声で伝えられるのはほんとうに、ほんとうにうれしいことです。『ちょっとだけワルイコ』の「オッオオッオッオッオッオッオッ」には川口でえっそこそうなるの!?ってびっくりしましたがいいと思います! あの制服風お衣装見ちゃったら「オッオオッオッオッオッオッオッ」になっても仕方ないね。
 「かくれんぼ。」発売時点で作詞の川島さんからのツイートがあった『Fanfare』、あれでよかったのかどうかは誰も正解を発表してはくれないけれど、あんな洋楽のレジェンドみたいなゆかり王国あったんか…って新境地です!

 みんなひさしぶりだからいっぱいコールしたいんだなぁ…って感じさせてくれたのは『Everlasting Voice』のゆかり36連と『ブルジェオンの薔薇』。ブルジェオンBメロのかぶせPPPHには不要との意見も聞きますが、声をあげられるのだったら入るコールはどんどん入れてライブを盛り立てたいって気持ちの人が多いのだと思いました。MCでも会場からツッコミが入るような「元にもどった安心感や解放感」もみんなの声をあげたい気持ちを後押ししているかもしれませんね。そんなわけでわたしはあれには「いまはそうしたい空気なんだね」ってそのまま受けとめてます。ゆかり36連は最初は「やりすぎでしょ」って思ってたんですが一度やってみると案外いいものでした! 何回も参加なさる方ならいろいろためしてみたら新しい発見があるかもしれませんね。

 そもそもセットリスト自体がもう、ラップもやらせてくれるし、\世界一かわいいよ!/も叫ばせてくれるし、クラップもいっぱいだし、わたしたちの活躍の場をぎっしり詰めこんでくれてるんですよね。まるで「いままでできなかったぶんをまとめて持ってきたよ!」って感じで。
 わたしはCDが発売された時点でその楽曲は完成品だと思っていて、あとで書くライブ映えとかはあるにせよわたしたちがコールとか入れるのは出てきたお料理に好き勝手のっけてるようなことではないの?っておこがましさを感じてしまう日もあって。これ上からかけたら絶対おいしいと思うんだけどシェフはどんな顔するかな…って悩むタイミングもときどきあるのですが、ここまで「おおきな声と拍手をさあどうぞ!よろしくな!」って感じでご用意くださっていると安心してトッピングできる気がします。常設の舞台装置として信頼していただけているのだとしたら、こんなにありがたいことはありません🥹
 需要ないと思うけど個人的に好きなコールは、ブルジェオンのかぶせPPPHに割りこんでくる\それでも!/です! 存在感抜群です!!

[4 さらにありがたいこと]


 ありがたいといえば公演時間のこと。17時開演・20時終演で三連締めまでおつきあいしてもどうにか東京駅まで帰れる会場が多く、後泊が必要なところは土曜日かお盆休みに引っかけて配置してくれる都民労働者にやさしい設計。いやむしろ配慮とかじゃなくてみんな来てねって言ってるんだこれは。それなら行くしかないじゃない! 最終新幹線にみんなで乗ろう!

 まだありがたいことがあります。これを書いてる時点で、4公演終わって4つともセットリストがちがうこと。衣装もすくなくとも3パターンはあること。スイミィさんやソケたんのお歌まであること。なんか毎回おなじお客だからって主催者側がちょっとずつ趣向をこらしてくださってるのかえって申しわけないくらい…🥺

[5 舞台装置とかお衣装とか]


 セットは見た目シンプルでも色とりどりに光ったりしてなかなか見ごたえがありますね。ゆかりさんがステージ上にいるとかならず見てしまうので、曲を聴きながらセットの光り方だけを見る機会はないものかとさえ思います。時計と歯車をあしらったデザインが『Fanfare』の歌詞や幕間のうさぎムービーともリンクしてるようで、「ふたたび動き出した時間」はやっぱり今回のツアーの背骨なのかな…などとぽわぽわっとしたことを考えてました。続きは優秀な考察チームのみなさまよろしくお願いします…

 好きなお衣装は4着めです!照明の加減で紺色に見えたり黒く見えたりします! 3着めの制服風お衣装も(これももちろん好き😍っていうかあんな脚細いJKそうそういませんよ?ちゃんと食べてる?)なんですが、それらのお衣装でのMCがないからゆっくりと双眼鏡で「ゆかりん観察」をする時間がなくて、レアな野鳥を見たときみたいな「あっ待っていまの!あっ!ああっ!」って感じがよけいに探究心をかきたてるのかもしれません。しらんけど。
 あと、アンコールのお衣装にすくなくとも2種類あるのうれしいです! わたし自身が今回もハッピ2着買って2days公演の洗い替えにしてるんですけどおなじこと? 制服にバリエーションがあるのは気づいていたけど、もしかしてほかのお衣装もこまかいところちがうの?えぇっ?

[6 ステージ映えするお歌]


 ところで、CDで聴くのとライブで聴くのと、印象がおおきくちがうことがあります。ステージ用に編曲されるときにいろいろな演出効果をつけくわえているのだろうと思いますが、「かくれんぼ。」を聴いたときと印象がおおきくちがったなぁとわたしが感じたのは、『忘れな月』と『うらはら兎のねがいごと』。

 『忘れな月』はCDを聴いたときはだいぶしめやかな曲だと思ってたんです。ステージ上では1番こそやや淡々とした感じでしたが、2番の入りから男爵総登場でそのしんみりした雰囲気の裏側にあった激情を力いっぱいぶつけられたような思いがしました。同じ奥華子さん作詞の、*Airy-Fairy Twintail*のゆかりさんが髪を振り乱して泣きながら歌った『嘘』の強烈な感情も思い出しつつ、今回も1+5人が客席に飛びかかってくるようなステージから目が離せません。

 『うらはら兎のねがいごと』は、実はCDを聴いたときはあんまりピンとこなかったんですよね。タイトルのわりにはBPM速めだけど華々しいってほどでもなく、胸にしみいるバラードではもちろんなく、歌の中の子もかわいいけれどもひかえめだなって思ってたんですが、ステージでは思ったよりグイグイくるじゃない? 言ってみれば、CDでは外から見た感じ、ライブでは内面がおもてに出てきているように感じられました。ひかえめの裏にあった強く激しい感情のあらわれにおどろきながら、この子本編ラストを飾れる子だったんだぁ…ってうれしくなりました。いまじゃすっかり大好きです☺️歌詞にあわせてぴょんと跳ねたいです!


 その気になればまだまだ書けますが公演は24も残っていますのでこのあたりで。とはいえ、いくつ公演があってもきっとあっというまになくなってしまうんだろうなあ…とも思いますが、お花暦でいえばつつじ・チューリップ・バラ・藤・あじさい・朝顔・ひまわり…コスモスまでいけるかな? 全国各地で移りかわる季節を楽しみつつ、マナーを守って9月3日までゆかりさんもみなさんもお身体を大事に。さしあたりあしたの新潟よろしくお願いします!


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