葉山 森戸海岸 夕涼み
こんにちは Hankです
葉山・森戸海岸へ行ってきました
2023年7月撮影
夕日が沈む前、私は海辺に立っていた
空は赤く染まり、海はその色を映していた
波は穏やかで、砂浜に打ち寄せる直前に、ようやく白い泡を残した
その泡が消えるとき、私は何かを失ったような気がした
日が沈んだ後も、私はまだ海辺にいた
西の空に光芒が現れた
夕方の浜辺で、これを眺めるのが楽しみだった
光芒が消える頃、海風が涼しくなり、浜辺は過ごしやすくなった
森戸海岸には、日が暮れてからも賑わう海の家があった
竹とトタンでできた開放的なつくりで、灯篭のように光る竹の柱が、幻想的な雰囲気を醸し出していた
奥の小さなステージではライブが始まり、平日だというのに、多くの人が集まっていた
私は、なんとか席を確保し、ビールを飲みながら音楽を聴いた
年を取ると、今まで出来ていたことが出来なくなる
体力や情熱には賞味期限があり、毎日ほんの少しずつ、何かを失っていく感覚がある
それは少しさみしいことだが、逆に時間は有限であると自覚することで、得られるものも大きい
今この瞬間がとても大切だと感じ、小さな出来事にも幸せを感じられるようになる
私はその日、夕日と波と音楽とビール、そして写真と共にあった
幻想的な雰囲気に包まれ、音楽が心に響いた
そして、さっき波打際で失った以上の何かを得られた気がした
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