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写真|鎌倉 和賀江嶋(2枚)

こんにちは Hankです 

本日のお写真は鎌倉市・材木座海岸から2枚です

いずれも2023年3月撮影
('ω')


gentle waves|材木座 2023

材木座海岸は太平洋に面した鎌倉市の海岸です

電車の駅から少し離れていることもあって、冬の平日は人も少なく、静かな散歩を楽しめます

遠浅の砂浜に穏やかな波が幾重にも打ち寄せる様子がわかるでしょうか

これがいいんですよね
(*'ω'*)


さて、上の写真に3隻の漁船が停泊していますが、その向こうに石を積み上げた堤防のようなものがあります

これが日本最古の港の遺跡「和賀江嶋(わかえのしま)」です

小さくて恐縮です
(^ω^;)



もう一枚は逗子市小坪方面から撮影

和賀江嶋 夕景|材木座 2023

夕日が沈んだ直後

和賀江嶋の向こうに江の島や富士山も見えています

手前に石がゴロゴロ転がっているのは港の名残りでしょうか
( ˘ω˘)


現地にある看板には以下のように説明されています

 和賀江嶋は、日本に現存する最古の築港遺跡です。
 このあたりは、浅瀬で荷の上げおろしが難しく、台風や波浪で難破する船が多くあったことから、貞永元年(1232)に勧進僧(かんじんそう)の往阿弥陀仏(おうあみだぶつ)が港を造ることを幕府に求め、第3代執権北条泰時(ほうじょうやすとき)の援助を受けて完成したことが『吾妻鏡』に記されています。
 その際、石材は相模川や酒匂川、伊豆半島海岸など遠くから運ばれてきたと考えられています。この付近は和賀江津と呼ばれ、中世都市鎌倉の海の玄関口として、海上交通や物流の拠点となっていました。
 江戸時代までは修復されながら利用されていましたが、潮の流れや災害などで石が散乱しており、築造時の姿はわかっていません。現在も普段は海没していますが、干潮時には正面に島状の石積みが姿を現します。

平成24年3月 鎌倉市教育委員会

現地看板から

そういえば、鎌倉時代に頻繁に材木を運ぶようになったことから材木座の名前が使われるようになったと聞いたことがあります

一見すると、ただの石が多い海岸ですが、歴史を知ると興味深いですね~
(*'ω'*)

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