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イスラエル・パレスチナ 一丁目一番地(1)

東京大大学院の鈴木啓之特任准教授(最近NHK「ニュースセブン」「クローズアップ現代」関テレ「ウェークアップ」でイスラエル・パレスチナ問題の権威・解説者としてご活躍)と共に一年前から音声SNS「クラブハウス」で同問題について発信しつづけてきた筆者が今回のハマスによるテロ行為を契機に始まろうとしている中東戦争の脅威などについてわかりやすくお話します。

1 イスラエル


  イスラエルは「単一民族」「単一言語」の国家で
   ”日本、韓国と似通っている”
とお考えの読者も多いかと。
  また、
 この事件が報道されるや、日本全国で「俄か中東博士」「俄かイスラエル専門家」などがSNSで自らの主張を展開されていますが、その大半は

イスラエルには留学・出張など渡航すらしていない人々

が勝手に発信されているようです。

  私が鈴木先生との「クラブハウス」で共同発信し始めて数々の「目からうろこ」の事実に接しましたが

  その一つが


イスラエルは「ユダヤ教」にて統一されている多民族国家

 だという事実です。

 したがって、イスラエル国内にはさまざまな人種の人々がイスラエル国籍者として居住しているということです。

 ロシア系、ウクライナ系のイスラエル国籍者
 アフリカ系、その他人種のイスラエル国籍者が多数いるという事実です。


イスラエルの共通言語であるヘブライ語は、多民族国家であるイスラエル国を統一するために考えられた比較的新しい言語であるということも最近知りました。

今後イスラエル・パレスチナ問題を考えていくうえで、こうした事実は欠かせない知識の一つだと思い、鈴木先生との音声SNSを聞き返しながらすこしずつ発信してゆきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 第一回目はこれにて失礼します。
                         了


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