隣り合わせの灰と病室【Finardry日記11】
グレーターデーモンとの戦闘で力不足を実感した冒険者たちは修練(と共にアイテムハント)を開始。
守りの指輪(Ring of Shielding)に氷の鎖帷子(Armor of Freon)、そして念願の2本目のカシナートの剣など。敵と戦う為の新たなる力がひとつ、またひとつとその手に集う。
新たなる力を手にした冒険者たちは、古の魔神マイルフィックにも引けを取らない戦闘を繰り広げられるようにまで成長した。(体感ではグレーターデーモンの集団の方が手強い気はするがw)
時は来た。決戦の時だ。誰かが口にした訳では無いが、冒険者たちの瞳は力に満ちていた。今こそ邪悪なる魔導師を討ち、平和を取り戻そう。
最後の決戦の時が迫る。
マイルフィック=パズスの思念体説はベニー松山氏の小説「隣り合わせの灰と青春」による和製Wizardryとしての独自の解釈なそうだ。
このMelefic(悪質な・狂質的な)を意味する単語から悪霊の王に結び付けるセンスは和製Wiz独自の素晴らしい点で、外伝シリーズの魔王のモンスター名がベルゼブブでは無くFly Premier(蝿の宰相)や指輪物語の炎の悪鬼バルログをDesperate(絶望)と表記する事で「矮小な人の子風情に我等の名を呼ぶ事など能わぬ。」みたいな威厳を感じる事ができて非常に良い。あれ、俺だけ?w
こういう所も私が和製Wizが好きな所のひとつで余談だが五つの試練なんかでもこういうネーミングセンスの作者氏に出会うとシンパシーを感じてしまう。
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