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隣り合わせの灰と病室【Finardry日記10】

地下5階のシュートで更に深層へと落とされた冒険者達。

降りた先の壁にはワードナからの伝言が

かの有名なコントラ・デクストラ・アベニュー。(叛逆の回廊とでも訳すべきか)
個人的には「正規ルートの反対に進むと城に戻れるよ」というヒントと「狂王トレボーに叛逆せし大魔導師の回廊」のダブルミーニング(なのでP.S.トレボー サックスと続く)だと思っている。

この階層が最終階層。私もそうですが、オリジナル版のこのマップを暗記していて目を瞑っても探索できるぜ!ってオールドゲーマーは結構居るんじゃないでしょうか。
区切られた玄室には最強クラスのモンスターが待ち受け、突破した先に目指すべきワードナが待ち構えている筈。

待ち受ける最強クラスのモンスターたち

ブレスや首切りを繰り出してくる地獄の道化師フラック(Apple版ではよくわからん姿だったのがファミコン版で不気味なピエロになって驚いたのを覚えています)や前衛に攻撃の当たりにくいウィスプ+オリジナル版の弱点だった塵化の魔法を克服した毒巨人ポイズンジャイアントの組み合わせなどが恐怖。

そして冒険者たちは出会ってしまう。

\デデーン!/

鉄のように分厚い青白い皮膚に禍々しい蝙蝠の翼という正真正銘の悪魔、グレーターデーモンである。

前衛の忍者を倒したのは良いものの、どんどん仲間を呼び始め手がつけられない状態に。

頼む!これ以上仲間を呼ばないで!

なんとか倒した頃には回復魔法がすっからかんになってしまいました。せめて侍にもカシナートがあればもうちょっと安全に戦えるんだがなぁ。

全滅の憂き目こそ回避しましたが、己の力不足を痛感する冒険者たちなのでした。

本シナリオ最強の盾をゲット!

あ、でも守りの盾(Shield of Defense)をゲットしたよ。

さて、Wizardryにはキャラクターに善・中立・悪という性格が設定されていて性格によって就ける職業が異なったり、装備できるアイテムに制限があったりします。
ぶっちゃけ大抵のシナリオでは装備的に悪が優遇されてる事が多いのですが...。

私の場合Wizardryをプレイする時、善と悪のパーティー両方を用意してプレイします。(自分のポリシーがシナリオクリア的に必須だったLoLは興奮しました。)まぁ、あんまり理解されない拘りなんですが(笑)

理由は即ちロールプレイと脳内ドラマの為。悪の魔法使いをやっつけて平和を取り戻すぜ!な善のパーティーに対して、悪のパーティーの心情って「まぁ近衛兵になった所でなぁ...俺たちゃ毎日うまい酒が飲めりゃそれでいいのよ。魔王討伐だ?やめとけやめとけ!死んだら元も子もねぇぜ!」な感じだと思うんですよね。

ましてやこんなに金余ってたら平和なんて悪の冒険者にとっちゃどうでもいいのさ。

てな訳で、完全に平和になったら商売あがったりな悪のパーティーはアイテムハント担当。巨悪を倒すのは善のパーティーって感じで分担してプレイするのが好みです。
アイテム鑑定できるビショップが片方のパーティーにしか居ないとか蘇生魔法を片方のパーティーしか使えないとか脳内ドラマが捗りますね。(これまた理解されない話)

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