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命の重さ、DaiGoさんの発言について

こんばんは、はんにんまえです。

今日は大炎上しているDaiGoさんの件、『自分にとって必要がない命は軽い。』の発言について、私なりの意見を記録します。

まずこの記録を書くために、動画を見てみました。うん、ひどいですね。

自己中発言ですね。自分の中に、他者の視点がない、みっともないほど幼い思考と思います。

【今日の論点】
①他者をラベル〈ホームレス、生活保護〉で価値づけすることの愚かさ
②税金をたくさん払っているから、他者を助けているという大きな誤解

この2点について、自分の意見を記録します。
①他者をラベル〈ホームレス、生活保護〉で価値づけすることの愚かさ
人間には多面的な側面があります。自分に近しい人、例えば家族、友人、愛する人などであってもその人のすべてを知ることは容易ではないと思います。人の価値を、その人の職業や社会的地位などで判断することは、視野の狭い考え方と思います。また、私は人は可能性の塊と思っています。今日ホームレスの方が、10年後億万長者になっている可能性があります。人の可能性を現在の一瞬だけを切り取って判断するのは、あまりにも短絡的と思います。もっと言えば、他人の価値を語る人は、自分を他者より上だと思っている、クソ傲慢ヤローです。そんな考えの人間は、どんなに資産があろうと、みっともない人だと思います。

②税金をたくさん払っているから、他者を助けているという大きな誤解
誤解しているようですが、税金をたくさん納めているから、人に貢献しているという考えは根本的に誤りです。この方は、動画で本棚を背景にご高説を垂れていますが、社会保障の仕組みを知らないようですね。いや、知識とは知っていても理解できないのでしょう、残念なことに。
まず、社会保障は手段です。仮に社会保障がなくなると何が起こるかといえば、端的には北斗の拳、マッドマックスみたいな社会になります。現代において、社会保障がなければ、貧しい人、立場の弱い人が自暴自棄になり、暴力に訴えます。そうなると社会不安が起こり、経済は縮小します。社会保障は人が安心して生活するためのルールであり、装置です。人は社会保障を歴史の中で学び、開発したのです。
また、税金をたくさん納めている人は、社会が安定することで多くの恩恵を得ます。逆に税金を少ししか納めていない人は、仮に社会が安定していなくても、究極的には失うものが少ないです。つまり、社会保障は保険のような仕組みです。超俯瞰的な視点でものを考えた場合、多額の納税をする人は恩恵が大きく、少額の納税をする人は恩恵が少ないのです。お金を払う、逆に給付されるの視点でしか社会保障の恩恵を判断できない人は金銭的価値しか感じられない愚か者です。端的に言えば、資本主義社会に生きる現代において、税金を払うことで、自分自身を守っているのです。税金で他者を助けているという考えは傲慢な考えです。
こんな、基本的な歴史や仕組みを理解できずに、大人が酔っ払ってweb上で醜態をさらすことは、私は恥ずかしいことだと思います。

私は、本に埋もれてWeb上で知識におぼれることはさみしいことで、現実に触れることは豊かなことだと思います。たとえ、それが苦しくても。

それではおやすみなさい!


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