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コロナの感染者数

こんばんは、はんにんまえです。日本の政府は、『自分たちはオリンピックをするけど、国民はお盆で集まるな。』だそうです。ここまで理不尽な話だと滑稽ですね。オリンピックは感染拡大の原因にはならないけど、お盆で集まると感染拡大の原因になるそうです。どんな理論なのか、説明していただきたいところです。

ここで、コロナの感染者数について私の感想を記録します。新型コロナの問題点は簡単に行える治療方法がないことです。現在、カクテル療法が話題になっていますが、入院しないとダメ、感染初期でないと効果がないとのことなのでやはりハードルが高いです。コロナに対する簡単な治療方法がない状況下で、重症者数が増えれば医療崩壊が起こります。医療崩壊が起きれば、事故や病気で治療が必要な人が治療を受けられず、非情に危険です。
医療崩壊を防ぐには、いわずもがなですが重症者を少なくする必要があります。ワクチンの2回接種が終わっていない人が、一定の確率で重症化すると仮定(だいぶ暴論)した場合、重症者数を少なくするには、「①ワクチンの2回接種をガンガン実施する」、「②ワクチン2回接種を行っていな人の感染拡大を抑える」の2つの手段があると思います。①は国が頑張っていますが、現状これ以上頑張ることは難しいと思います。それで重要になってくるのは、②です。

東京都のHPのデータを見ると、最新(判明=8/9)の東京都の陽性者率は22.3%です。例えば、感染が落ち着いていた(判明=3/21)の陽性率は3.6%です。ここで、何倍になったかどうかなどの話は数字のマジックになるのでしません。ここでこの記事を見た方に、お伝えしたいことは陽性者率のトレンドです。6/28の東京都の陽性者率は5.1%でした。それが、7月の中旬から日を追うごとに陽性率が上がっていき、7月31日には19.3%、そして前述の8/9には22.3%まで上がってきています。つまり、6月末くらいから、何らかの原因で東京都の陽性者率が顕著に上昇傾向に入りました。

事実と推測を分けて記載したいので、ここからは推測ですが、東京都では極めて感染力の強いデルタ株の市中感染が始まっていると見込んでいます。デルタ株の感染力は水ぼうそうレベルとされています。もし、デルタ株に感染し、かつ自覚症状のない方が、満員電車に乗った場合、いったい何人の方に移す恐れがあるかわかりません。おりしもこの暑さです。少々の体調不良は誰にでも起こることです。電車で隣の方が汗をかいていても、暑いのか、それとも具合が悪いのかなんて見極めることは困難です。

グーグルのコロナ予測(東京都)では、8/24に13,669人と俄かには信じられない日別陽性者数の予測が出ています。グーグルの予測が当たるかどうかは別として、このままでは非常に危険なことは明白です。また、東京都をはじめ、夏休みやお盆休みで国民が移動を行ってしまうと、地方でも医療崩壊の危険性が増していきます。

今、日本政府が国民に出せるメッセージは一つです。コロナの感染拡大を抑制するために、パラリンピックを延期することです。パラリンピックを楽しみにしている方には申し訳ないですが、このままパラリンピックを実行することは、参加する選手、東京都民、そして国民全体にとって、非常にリスクのある行為と思います。

それでも日本政府はパラリンピックを実施すると思います。どんな危険があっても、中止する度胸、度量がないからです。走り出したものを止めることは、とても勇気がいります。そのまま惰性でやるよりも何倍も困難なことと思います。

自分にできることとして、感染防止に努めていきたいと思います。
しょーもないことを書いて、ごめんなさい。おやすみなさい。。

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