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埼玉ゆかりの偉人 蔵原伸二郎

こんにちは。
探究部顧問のMr.Sです。
怒涛の日々が過ぎ、4月も終わろうとしています。

前回は『美しい星』について、記事にしました。
GWは美しい星を眺めて過ごしてみてはいかがでしょう。

2024年のみずがめ座η流星群は、「最高」だとのこと。
なにせ今年は、新月の2日前ごろに流星群のピークを迎え、月明かりの影響を受けにくく、観察に好条件らしいのです。(ちなみに2023年は満月で台無しだったらしいです)
空が広く見えて、暗い場所で星空観察できるといいのですが、『美しい星」の舞台になった飯能市には、きっと良い観察スポットがあることでしょう。

さて、埼玉ゆかりの偉人に蔵原伸二郎(1899-1965)がいます。

蔵原伸二郎は、昭和の初めに新進作家として世に出た。昭和10年代には詩人として、華々しく活躍した。後に飯能に移り住み、詩の創作活動などとともに、地元文学青年達への指導を行うなど、市の文化育成に貢献をした。詩集『岩魚』は、昭和40年に第16回読売文学賞を受賞した。
飯能に住み、その風土に浸り、それのもつ明暗や色あいを映して、代表作「岩魚」を著した。
現在、飯能市の天覧山の登り口には、蔵原伸二郎の詩碑が置かれている。

埼玉県H P,埼玉ゆかりの偉人/検索結果(詳細)/蔵原 伸二郎,2024.4.27閲覧

伸二郎は東京大空襲を機に、疎開を決意し、様々な地を経て、飯能市河原町に定住しました。蔵原の功績の一つに詩集『岩魚』がありますが、これは蔵原伸二郎の飯能市在住20年を祝う意味で、飯能市の若い詩人たちが計画出版をしたものでした。その詩集は第16回読売文学賞を受賞しています。

しかし伸二郎は、授賞式の早朝に危篤に陥り、昭和40年3月16日に永眠します。

今回は紹介のみで、文献に目を通したのち、発信したいと思います。
研究書や、論文等、良いものがあればご教授いただけますと幸いです。

まずは、飯能市にある詩碑を訪れたいと思います。
最近飯能市内を散策する時間がなく、残念です。
落ち着いたら、と思っているとあっという間に1年が経ってしまうんですよね。

みなさん、忙しい日々が続きますが体調にはお気をつけくださいませ。


【参考文献】
私の教室 蔵原伸二郎(上)ー『定本岩魚』と飯能ー, 森田高志
https://www.jstage.jst.go.jp/article/bungakutokyoiku/2005/203/2005_KJ00003702876/_pdf/-char/ja

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