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トラックドライバー2024年問題

こんばんは!探究部のHiDEです。

今回の記事は、トラックドライバー2024年問題について書きたいと思います。

コンビニや高速道路のサービスエリアに停まっているトラックのナンバープレートを見て「どこから来たのかなあ」と考えるのが好きで、そんなうちに運送業界に興味を持ちました。

一番上の写真は、東北自動車道で撮影しました。下記は関越のパーキングエリアでトラックが停まっているところを撮影しました。ドライバーさんは、休憩してるのだと思います。

2024年問題は、ドライバーの働き方改革です。
運送業をしている知り合いから聞いたこと、Youtubeのドライバー関連の動画で知ったことをまとめました。

■トラックドライバーの現状
運送業界は、長時間労働が問題でした。到着時間にお客さんが厳しい場合、途中で休憩を取れずに過労運転が起こっていました。それが原因で悲惨な交通事故も発生していました。

430休憩(ヨンサンマル)という法律があります。430休憩は、4時間走ったら30分の休憩を取らなければなりません。しかし、渋滞に巻き込まれて休憩をヨンサンマルどおり取れない場合もあるようです。

■なぜドライバーの労働時間は長いか?
①荷物を下ろすための順番待ち。8時間とか待たされる例もあるようです。

②トラックに荷物を積む時、フォークリフトでパレットを積むのではなくドライバーが手で積む(バラ積み)ので時間がかかる。

下記記事にパレットをフォークで積む画像があります。

 バラ積みのネット記事もあります。積むのに大変で時間がかかります。

③運送会社によっては高速道路料金がドライバー自腹のため、下道を走り移動に時間がかかる。

■4月から始まる新しい法律
ドライバーの労働時間の制限が厳しくなります。
そうなると
①1日に運ぶことができる荷物の量が減る
②トラック事業者の売上げ・利益の減少
③ドライバーが稼げなくなる。
④稼げないのでドライバーになりたくない
⑤ドライバー不足

そのため2030年には、全体の35%の荷物が運べなくなるかも、と言われてます。
10個荷物あったら3 個は、運べなくなるんですね。

引用

■まとめ
私の家では、宅配便がくることがわかり不在になりそうな日は宅配ロッカーを使っています。商品によっては指示置き「●●に置いてください」をしたり、ドライバーさんの負担がなるべく少なくなるように配慮しています。

私達が寝ている夜、一生懸命に走っているドライバーさんがたくさんいます。ドライバーさんは日本の物流を支えています。ドライバーさんにとって働きやすい世の中になればいいと思います。

では!


〜顧問のつぶやき〜
私も運送会社を経営している友人、長距離ドライバーの友人がいますが、この問題はたびたび耳にします。

ドライバーに限らず長時間労働は問題であることに間違いありませんが、一方で民間の場合はお給料が減ってしまうというシビアな問題があります。賃上げがない限りはどのみちかなり無理が生じるのは目に見えています。

ピンチはチャンスとなるのか。ぜひHiDEには物流、ロジスティックスについて深掘りして欲しいです。

さらには経済政策にも目を向ける絶好の機会です。

物流は経済の血流と例えられることがありますが、まさにその通りだなと思います。

今日も私の家には通販で買った商品が届けられていました。そこには届けてくれるドライバーの皆さん、顧客の希望に沿うように物流の最適化を行なっている皆さんがいます。

HiDEのように、ふと立ち止まって考えてみること、すごく大切ですね。


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