1本のディルドが1人のオタクとの友情を破壊した事件

これは2019年の冬ごろに実際にあった出来事なんだけど今まで忘れておりフォロワーが喋ってくれて鮮明に思い出してきたので忘れないよう文字起こしでもしようと思い筆を取りました。

事件が起きたのは自分と関係ない場所なので前置きがちょっと長いかも

2019年冬当時筆者は無職でプラプラしていた。在籍していたオタク界隈とも少し離れ、この時期仲良くしていたのはフォロワーは
・A(仮称)
・N(仮称)
・R(Nの彼女)

Nたちは在籍したオタクグループの種類が自分らが居たオタク界隈とは少し毛色が違う存在だった。具体的にはいわゆるピンチケオタクというやつで新幹線を無賃乗車したり万引きした商品を転売するリアル万引き家族のような存在だった。

Aは自分と気の合う友達という感じでこの頃2人ともキチガイ芸が面白いという感性で生きてたせいでオタクから少し煙たがられ仲良くしていた。

この日は確か3人が筆者の家に遊びにきており、1日目は省略するが次の日に山までドライブに行こうという話が進んでいた。

出発は12時ごろだったが筆者とAはちょっと早い11時くらいに起きてしまい喋ってたがいつまで経ってもN達の2人が起きない為あるイタズラを2人で仕掛けた。

※イメージ図

持っていた新品の方のディルドを四角いデジタル目覚まし時計の液晶に貼り付けて、目覚ましを消すときにどんな反応になるかのようなノリでNの枕元に設置して音を鳴らした。Nは寝ぼけながら手探りで時計の音を消そうとしてディルドに触れ困惑しながら目を覚まして壁に投げつけた。そしたら吸盤がドアに張り付いて大笑いが起きて1日が始まった。


なぜ筆者はディルドを所持してるか誤解がないよう解説するとこれは前立腺を刺激して尻の穴に入れて直腸マッサージをするために所持していたものでたまたま持っていたというだけである。

話が戻り、起きてからその日1日ディルドがお笑いのキーアイテムになるような状態で最初は庭でディルドのキャッチボールをして当然山のドライブにもディルドは持ち込まれた。

筆者が車を運手をしていたら後ろの席でNとRが吸盤を使って窓にディルド貼りつけたり窓から手を出して振り回したりして遊んでおり、最終的に窓から手を伸ばして車のルーフにディルドを貼り付けて覆面パトカーのサイレンみたいな状態になり山までドライブに行った。吸盤の性能は強くなぜか運転中の風圧でも飛んで行かなかった

山についてからはキャッチボールをしたり、寝てるおじさんの車のフロントガラスに1人ずつ順番にディルドを1分間貼り付けて誰が気づかれるか等の最悪な遊びをしながら大麻を吸って帰った。

家に着いた頃は夕方で、夜から筆者とAの古巣のオタク界隈の集まりが東京の方であり解散し筆者は家に残ったが3人は東京へ向かった。
別れ際ディルドの面白さに取り憑かれていたNとRにプレゼントとして筆者は家に帰ったがそれが事件の始まりだった。


ここからは伝聞だが東京についてからオタクが6人くらい来てたらしい。その中で1人親が金持ちのオタクがおり東京在住でありながら日産のGT-R34と日産エルグランドを所持してるオタクがドライバーとしてきていた。

名前はK(仮称)
その日Kはエルグランドで来ており3人が合流したのが運の尽き、ディルドワールドが形成されてしまい最初はちょっとドン引きムードもあったらしいが吸盤を窓に付けた辺りからテンションが上がってしまい怒る気力も失せ、都内をディルドとアニソン共に駆け抜けたと聞き及んでいる。

深夜になって解散しKが帰る際、何を考えたのかNとRのどちらかがエルグランドのルーフの奥の中央辺り角度によっては見えない部分にディルドを貼り付けて黙って帰り翌週事件は起きた。

Kがエルグランドを所持してるとは言ってもたまたまその日貸して貰えただけで当然親の持ち物なので家族も日常的に使うし金持ちなので世間体というものが存在する。

そんな中ある日、Kから怒りのLINEが何通も来た。

K「この間のディルドあれお前がアイツらに渡したやつだよな?あの車、母さんが気づかず乗って近所に人に言われて気づいたんだけどどういう事?大恥かいて外出れない状態」

記憶は曖昧だがこのような趣旨のLINEが何通も筆者に来ており寝耳に水だった。

つまりRかNが仕掛けたディルド付きエルグランドをKの母親が気づかず乗ってしまい近所の人に指摘されるまで誰も気づかず1週間じゃく経過したという事らしい。

というのも事件発覚時にKはタイムラインで大騒ぎしており犯人探しが始まっていた。
当然実行犯はウチに来て遊んでいた3人の誰かなんだが、タイミング悪く筆者はオタク界隈と少し揉めていた為、障害者に道具を渡した黒幕扱いを受けて矛先がこちらに向いたと言うわけだ。それについては筆者が説明して関係ない旨を喋ったら理解してもらえ次の怒り矛先は実行犯たちの3人にも向いた。

オタクは女に甘くRが惚けてNも庇ったため消去法でAが一点集中でKの怒りを買い訴訟されそうになっていた。

とはいえなんやかんや上手い事やり訴訟は免れたがAはブロックされ筆者もだんだんRKとは疎遠になっていった。

この事件がきっかけでKは家に友達を呼ぶことがかなり厳しく制限され、また車の使用も制限されと聞き及んでいる。


終わり

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