友だちがいない!!!!!

 こんばんは。眼鏡を作りたい。最近視力が落ちている気がします。コンタクトしているときは気にならないんだけど、眼鏡にすると気になる。なんかちょっとぼやける。でも今の眼鏡フレームが超可愛くてお気に入りなんだよな~。あと眼鏡作りに行くの面倒臭いな~。待ち時間がだるいな~。と思ってきっと夏まで今の眼鏡なんだろうなと思います。怠惰。

 はのとです。初めまして。


 GWが明日終わってしまう。寂しいね。寂しいです。これが終わったら夏休みまで長い連休がなくなってしまう。寂しいね。こっから1学期終わるまで長いな。そんなことを考えて早めの憂鬱モードになりかけています。

 高校で先生を始めて2回目のGW。昨年は何してたっけ。就活でなかなか時間がとれなかった恋人と1か月以上ぶりのデートをしたな。温泉に行ってホテルに泊まって次の日は夏の旅行の計画を立てたな。懐かしい。何連休だったかは覚えてないけど、やったことは覚えているね。

 今年は私も担任を持ち、自分のクラスを抱え、4月は怒涛の最悪の時間を過ごしていました。本当に忙しかったな。そして連休が明けてもまだまだ普通にめちゃくちゃ忙しいな。嫌だな。休みなのに仕事でやらなきゃいけないことを考えちゃうね。嫌だね。


 GW前半は恋人とショッピングモールでデートして温泉行って家帰って次の日はゆっくりしてまた夏の旅行の計画を立てました。同じことをしているね。GWくらいに予約しないとホテル取れなくなっちゃうからね。昨年は超観光したけど、今年は恋人も新社会人で疲れているから、のんびりできるとこに行きたいねって話をしていました。これも変化だね。

 GW後半は両親とミュージカルを見に行って、実家でバーベキューをして、池袋の葬送のフリーレン展に行って、そして明日になる。毎日おでかけをして毎日遊んで毎日楽しかったな。充実しているな。と思っていたのね。これじゃあただの楽しい自慢になっちゃうけど、そうじゃないのよ。


 友だちと遊んでないんだけどーーーーーーー!!!!!!


 あのね、リアルな話、後半戦前の夜は大学の同期と美味しい魚を食べました。人生で初めて口の中で溶ける魚を食べた。引くほど美味しかった。口の中で溶けるとか嘘つけがとずっと思っていたけど、本当でした。ごめん、食レポの芸能人たち。

 まあそんなこともしたけど、私が今こんな気持ちでいるのは、完全に嫉妬です。妬みです。羨ましいからです。正直に言うからね。正直だから妬んでも許してね。陰で言ったりしないから。まあここも陰だと言われればそれまでなのだが。

 GWめっちゃやることあって嬉しいな、と思いながら迎えた連休。楽しみにしていた連休。なのに終えようとしている今、私に残っているのは絶妙な虚しさによる憂鬱な気持ちです。そう打った瞬間に、大好きで人生の教科書であるコレサワの曲が頭に流れてきた。

この世のすべてのものに 終わりはちゃんとあるからさ
大丈夫 君の中の悪いやつもきっといつかいなくなるよ

憂鬱も愛して/コレサワ

 そっか。今は憂鬱にしているこの私の中の悪いやつも、いつかいなくなる。だから今くらいは、ちょっとくらいはこの感情を愛してもいいかな。急にそんな風に思えちゃった。いいね、コレサワ。最高。やっぱり人生の教科書。


 そんなオチみたいなことを書いてしまったが、とりあえずこの私の中の悪いやつの話を聞いてよ。

 友だちがいないことに気付いてしまったのよ。いや、友だちはいる。いるんだ。高校のときの部活の仲間、大学の学科の同期、部活の同期、地元の同級生。私の居場所は4つあって、これらは全部全部私にとってとても大事な居場所。とっても大事な人たち。

 彼女たちがいなければ私の人生はこんなに豊かで綺麗な思い出で埋め尽くされていないです。そんな感じ。なんかポエマーみたいな言い方しちゃってちょっと寒いけど、まあそんな感じ。


 だけどね。あ~今日暇だな。なんか夜暇だな。誰か今から飲める人いないかな。そんな風に思って誘える人がいない。自分から誘えない。誘えないし、誘ってくれる人もいない。それは彼女たちにとって、私が友だちじゃないから、とかではない。私が、きちんと前もって予定を立てて会うタイプの人だから。私が急な誘いに対応できないことが多いから。

 仕方ないよ。私も苦手だもん、急な誘い。私が苦手なんだから、私にそれをしてくる人はいないよ。そして私が苦手だから、相手にもそれを押し付けることができない。そんな感じ。

 それが急に、なんか寂しいな~って思った。そんな夜です。


 こんな私のナイーブを引き出したのは、大学の部活の同期が後輩と飲んでいる様子を上げたストーリーを見てしまったから。私は誘われていないな。彼らにとって、彼女は会いたいけど私はそうでもないのかな、そんな風に考えちゃった。生きづらそうだね、私。

 本当はそんなことないって分かってる。だって、彼女たちはいっつも飲んでるの。毎月必ず飲むことにしていると言っていました。私にはそれは無理だ…と思ったのを覚えています。そう、私にはそれが無理。毎月同じ人たちに会うのは結構疲れる。多い多い。

 だから私が誘われていないとかではない。あのグループは固定メンバーなんだよ。だから私がこんな風に思う必要はないの。分ってはいるんだけどね。


 そんな彼女たちを見るたびに思う。私はどこで間違えたんだろうなって思う。私が間違えたのか、同期の彼女が大正解をしたのか。どっちかな。

 大学4年の秋。夏休みが終わり、最後の学祭を控えた秋。就活も教採も落ち着いた私たちは、1年生からずっと一緒に部活をしてきたはずなのに、初めてサシで飲みました。

 そのときにね、彼女は私にこう言ったの。「はのとが後輩たちと仲良くしているのを見て、飲んでいるのを見て、いいなって思う。私ははのとみたいに上手に後輩と接することができないから。」

 確かに私は後輩と仲が良かった。後輩が入ってきたときから、積極的に後輩に話しかけていた。軽音楽部だったから、ライブ中も輪に入れていない後輩に話しかけて、背中を押して一緒にライブを前の方で楽しんだ。だって私は幹部だったから。それが仕事だった。

 仕事をしているうちに、後輩たちが心を開いてくれるのが分かりました。嬉しくて、もっともっと大事にしたいな、後輩たちが楽しんでくれるライブを作れるようにもっともっと頑張ろう。私の辛い辛い幹部時代の唯一のモチベが、後輩たちの笑顔だったんです。綺麗事みたいでしょ? でもほんとなの。


 そんな風に私のことを言っていた彼女は、4年生の最後のライブで、後輩たちの涙を誘いながら立派にトリを飾りました。最高の演奏と最高のMCで、私も一緒に号泣した。最高のライブだったし、最高のトリだった。私は彼女が大好きです。これは本当。

 後輩と話せないと言っていたはずの彼女は、いつの間にか後輩たちととっても仲良くなっていて、卒業後は同期の誰よりも後輩と会っていると思う。メンバーは固定だけどね。でも、密度が高いと思うんだ。関係性のね。

 私は後輩たちにとって、年上の友だちみたいな感覚なんだと思う。それに対して、彼女はどう考えてもお姉さん。ちゃんと先輩だし、ちゃんとみんなのお姉さんでした。そこが、違いだったのかな。


 後輩を彼女にとられてしまったような気持ちになっているんだと思います。もともと私のものじゃないのに。醜いね。いつもそうです。私は独占欲が強いの。友だちに対して。だから、彼女が後輩たちに慕われている様子を嬉しく思うと同時に、羨ましいなと思ってしまうんです。醜いね。


 話は逸れてしまったが、社会人になった後輩たちは、彼女のことは誘っているが私はまだ誘っていない。そりゃそうだ。社会人1年目は何かと疲れる。遊びに飲みに積極的になっている余裕は正直ないです。分かっています。自分も通ってきた道だから。

 いつかはきっと誘ってくれる。信じている。とは言えやっぱり寂しいね。この連休、私は家族とたくさんの時間を過ごして、楽しいことをたくさんして、とっても充実した日々を送りました。

 だけど、欲張りで強欲な私は、それでも満足できていなくて、寂しい気持ちになっています。突然の誘いをすることのできる相手がいなくて、だけど別に予定を立てている相手もいなくて。寂しいね。そんな私の話です。


 明日で連休終わり! なんとか気合を入れ直して、社会復帰に臨もう。また背中押してよね、コレサワ。

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