ジャンプは毎週月曜の朝一にスーパーに買いに行きます。(21歳女子大生)

 こんにちは。最近懐古がすごい。中学生とか高校生の頃に聴いていた音楽ばかり聴いています。なんでだろう。そういう時期? でもさ、そういう頃に聴いていた音楽って、必要以上に青春だったり明るかったり、反対にすごく暗くて尖ってる中二病みたいな歌だったりするじゃないですか。しないですか? ごめんなさい。私はそうなので、なんで今になって聴いているんだろうと自分で自分を不思議に思います。欲求不満なのか? そうなのか?

 はのとです。初めまして。


 ここ何日も毎日記事を書いているんですけど、どうしてでしょうね。書くことないなとか思っていた時期もあったのに、どうしてこう、書きたいときは一気にくるんでしょう。私は趣味程度にやっているので、自分の更新頻度とかは気にしたことないです。週に1回くらいは書こう。そのくらい。

 推敲もしないし、書きたいことが思いついたらばーーっと書いて、そのまま投稿! みたいな勢いなので、よくもまあそんなんでここまで続けてこられたなと思います。

 まああれですよね。やらなきゃいけないことがあるときほど、他のことへの集中力が上がるってやつです。私の場合はもうすぐ教育実習なので、本当にこんなことしている場合ではありません。本当に。でもまあ、準備は入念に1か月前からやっているので、少しくらい息抜きしても怒らないでね。


 今日は私の大好きな漫画の話を永遠にします。久しぶりの、100%自己満の記事です。まあ全記事自己満でしかないんですけど。私の記事を読んでも学びなんてものは一生出てきません。何せ私の頭の中の思考をただただ言語化しているだけなので。独り言なので。長めのtwitterなので。

 だから、読んでくださる懐の広い皆さん。ご自身の優しさに自信を持った方がいいと思います。ぜひ持ってください。あなたはじゅうぶん心が優しくてあったかいです。


 ということで、今日は週刊少年ジャンプの話をしますね。

 私は21歳大学4年生。あと数か月もすれば大学卒業。社会人になれるかどうかはちょっと微妙ですが、大学から追い出されてしまいます。そんな私の毎週の楽しみが、週刊少年ジャンプです。心はいつまでも少年なんだよ。

 毎週月曜日には、近所のスーパー開店同時に入店し、ジャンプ売り場へ一直線。そのまま1冊手に取ってレジに並んで帰ります。ここまでわずか1分。ジャンプは鮮度が勝負なので。嘘です。

 だいたいですね、前の週の金曜日あたりからそわそわし始めて、日曜日の夜は翌日のジャンプが楽しみ過ぎて眠れなくなることも珍しくはありません。毎週毎週、懲りずに遠足前日の小学生やっています。あほですね。知ってます。

 電子書籍が苦手なので、毎週紙のジャンプを買っています。だから、日付をまたいでからはすべてのSNSから退いて、電子勢のtwitterを見ないように、そして表紙とか次週予告とかを見ないように自衛します。徹底していますね。


 今日は私の好きな作品の話だけをします。もし同じ人がいたら絶対に友だちになってください。絶対になってください。

 まず前提として出しておきたいのが、私のバイブス。バイブル? 大好きな漫画がありすぎて1番を選ぶのは難しいですが、私にとって特別な2作品があります。SLAM DUNKと、銀魂です。この2作品だけは、特別。どっちももう連載終了しているから今日は詳しいことは書かないけどね。特別だから、知ってほしかったそれだけです。


 連載陣の中で、1番好きなのは「ウィッチウォッチ」です。作者は「SKET DANCE」や「彼方のアストラ」と同じ篠原健太先生。過去作どちらもアニメ化している、描けば当たる先生と言っても過言ではない。はず。

 マジカルコメディとよく言われていますね。いやいや、マジカルコメディってどんなジャンル? 主人公は見習い魔女の若月ニコ。なるほど、マジカルね。そのままね。

 ニコは橋本環奈的な、1000人に1人的なすごい魔女です。普通は得意な魔法1つとその他簡単な魔法いくつかしか使えないけど、ニコはまじで無限に魔法使えます。でもいかんせん頭が悪いので、だいたい使い方を間違えたり、説明を端折ってろくなことにならなかったりします。だからコメディですね。

 でも、心優しい純粋で素敵な女の子。魔法を使って人の役に立ちたい、というのが彼女の願いです。見習い魔女が一人前になるためには、たくさんの人の役に立って成長することが条件。だから学校の友だちを助けたり、仲間を助けたりして日々成長しています。

 そんなニコを支えるのが、ニコの使い魔であり鬼の乙木守人、通称モイちゃん。鬼と言っても、角はくせ毛の髪へと退化して、残ったのは並外れた物理的パワーと戦闘能力。その力で、ニコが一人前の魔女になるまでサポートします。そして様々な障害からニコを守るのです。

 物語は、ニコが親元を離れてモイちゃんと共同生活を始めるところからスタートします。モイちゃんは、ニコを災難から守るという使命のために日々護衛、というかまあ、共同生活。一緒に高校に通っています。

 重要となってくるのが、朴念仁なモイちゃんと、モイちゃんのことが大好きすぎるニコの関係。いや、別に重要ではないか。ニコのモイちゃんに対する想いはバレバレなのに、当のモイちゃんは絶対に気が付かない。だって、年頃の女の子と1つ屋根の下なのに、目黒いんだもん。ハイライト一切ないんだもん。

 そんなこんなで、共同生活の仲間、使い魔がどんどん増えたり、魔女のお友だちが増えたり、命を狙われたり、バカな使い魔とアホな魔女がしょうもないことをしでかしてモイちゃんに叱られたりと、ネタに尽きないウィッチウォッチが大好きです。

 単行本は来月に6巻が出ます。楽しみですね。全然今からでも終える作品。あのね、実は最初は打ち切りレースの戦闘集団にいたんです。たまたまその時期に打ち切りになる作品が重なっていたおかげで命拾いしたというか。時期が悪ければ打ち切られていたとしてもおかしくないです。

 だけど、あるときから人気が急上昇。今となっては表紙を飾れるほどの人気作品になりました。胸を張って中堅層と言えるでしょう。いえ、言えます。話が面白いだけじゃなくて、上手い。作り方が上手すぎる。そしてね、絵が上手くて綺麗。見やすい。大事ですね、漫画には。


 次に大好きなのが、「SAKAMOTO DAYS」。私は基本的にバトルとギャグが好きです。その点、先程のウィッチウォッチやSAKAMOTO DAYSは私のための漫画。違う。違うけど、私の好みど真ん中です。

 主人公は元凄腕殺し屋の坂本太郎。結婚し子どもが出来て、もはや見るかげないですね。でも、強さは健在。それどころか、今の体力や体形に合った戦い方を身に付けてさらにパワーアップしてるかも。

 凄腕殺し屋の坂本が殺し屋を引退したのは、恋をしたからです。そしてそんな彼を落とした奥さんとの約束。「もう人を殺さない。」それを守り、今坂本は殺すためではなく守るために戦っています。絶対に人を殺さない。そうして今は、小さな町で坂本商店を経営しています。

 じゃあ殺し屋辞めたのになんでまだ戦ってんだというと、殺し屋を辞めて素直にカタギに戻れると思いますか? 社会の色んな裏を知っている坂本を、殺し屋の組織が黙って追い出せるわけがありません。その首には巨額の懸賞金が掛けられ、常に命を狙われています。

 最初はそんな坂本の首を狙う殺し屋とのバトルがメイン。そしてだんだん、坂本の首に懸賞金をかけた相手とか、殺し屋業界的にやばい相手とかが出てきて、そいつらと戦う話になります。

 そんな坂本を慕いパートナーとして一緒に戦うのがエスパーのシン。人の心を読むことができます。それは後天的なもの。人々に気味悪がられてきたけど、その力を生かして殺し屋として暗躍してきました。そんな中、坂本を殺せとの命が入りますが、そんなこと気持ち的にできず、というか坂本が強すぎてやろうとしてもできず、むしろ坂本に命を拾われて坂本商店のバイトに半ば強制的にさせられます。

 この物語、主人公は坂本だけど、実際に大きく成長していくのはシンだと思っています。銀魂で言うと、新八ポジですね。主人公ではないけど、主人公の背中を追って物語を通して1番成長するキャラ。

 シン以外にも、ヒロインのルーという中国人のマフィアの女の子も坂本商店で働いています。この子、シンを守ったりします。女の子が男の子を守ります。それがすごく熱い。強い女の子大好きなので、憧れます。

 そう、この物語の魅力の1つは、バトルシーンの描写の上手さです。作者の鈴木裕斗先生は美大出身で、このバトルシーンの人の動きの描写がとても迫力満点でかっこいいんです。それから、美大出身だけあってカラー絵のセンスも抜群。色使いがもう天才です。

 それから、通行人のセリフも私的には結構壺です。例えばさ、電車にいきなり人が飛び込んできてそこでバトルが始まったら、普通パニックになって逃げるじゃないですか。でも、SAKAMOTO DAYSの世界に住むモブたちは強いです。動じず、そのまま電車の席に座って歓談しています。え、強すぎね?

 そんなシーンとモブの行動のギャップだったり、頭の悪いルーの天然発言だったり、シンとルーの些細な喧嘩だったり、そんな2人をげんこつで黙らせる無口な坂本だったり、そんな坂本でも逆らえない綺麗で優しいけど怖い奥さんや娘だったり、もう上げたらきりのない面白さ。底なし。キャラの魅力も、底なし。


 最後に1つだけ、最近始まったばかりのほぼ最新みたいな作品を紹介させてください。「あかね噺」です。題材は落語。父の意志を継いで真打を目指す女子高生の話です。

 とにかく、茜の落語がすごい。落語のすごさって、私には分かりかねるんですけど、それでもなぜか、すごいと感じてしまうんです。そうして私は、落語に興味を持ち始めています。今は大学4年生の春ということで何かと忙しいですが、落ち着いたら絶対に落語を見に行こうと心に決めています。

 それから魅力的なのは、キャラクター、というか、主人公茜の心情だったり感情の揺れの描写がとても丁寧で、それでいてくどくないというか、自然に強く入ってくるんです。その書き方がすごい。漫画のことはよく分からないけど、分からないなりに、読みやすいっていうことは感じます。そんで、読みやすいっていうのが漫画にとって必須であることも。

 それが物語の面白さ。それ以上に私が惹かれたのが、茜の強さです。ネタバレになってしまうのであれですが、そんなの塞ぎこんでしまったり人を恨んだりする方向に行ってしまっても仕方ないのに、茜はその悔しさとか悲しさを全部、落語に還元しているんです。強い。

 落語家になって、すべてを見返してやるというか。分からないけど、そういう強さを持っています。自分を持っていて、自分の意志を待っていて、他人に否定されても簡単には捨てずに、そして大事に持っている。そんな強さに憧れます。

 SAKAMOTO DAYSのときも言ったけど、強い女の子って大好きです。男性の力を借りなくても自分で走っていける、そんな強い女の子。物理的な強さでも、精神的な強さでも、どっちでも。強い女の子に憧れるから、そんな理想である強い茜にはどうしても惹かれてしまうし、応援してしまう。

 まだ来月に1巻が出るという新しい作品です。それでいて、編集部も予想外の大人気を博しているらしい。いや予想外とか言うな。まあ、その予想外は名誉かな? 分からないけど。


 やっぱ、好きなものの話をすると字数が多くなってしまいますね、どうしても。本当はもっと書きたいです。もっと書きたい漫画たくさんあります。だからとりあえず、名前だけでも列挙させてください。

 高校生家族、僕とロボコ、夜桜さんちの大作戦、アヤシモン、逃げ上手の若君、マッシュル。ここらへん大好き。つまり、ギャグとバトルです。前半2作品はギャグ、残りはバトルメインでギャグ要素満載という感じ。くすっと笑えてバトルで燃える感じ。

 もちろん、他にも面白い作品はたくさんあります。この間始まったばかりの「すごいスマホ」も面白かったな。まだ2話しか読んでないから何も言えないけど。私は好きだった。

 終わってしまった作品も、そして長期で続いているメジャーな作品も、当然全部面白いです。私は全部、は嘘。ワンピースは長期過ぎて読めていないけど、残りは全部読んでいます。ワンピースを読める根気の問題ですね、これは。

 毎週300円でこれだけ楽しんでたら、相当元取ってると思います。アンケも毎週出してるしね。ウィッチウォッチを打ち切りから救ったのは私だと思っています。嘘です調子乗りました。でも、小さな1票でも、きっと大事。これはさ、選挙と一緒。お気持ちを表明することが大事なんですよ。


 まあ、今週はウィッチウォッチが表紙だったので600円払いましたけどね。

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