歯科矯正17週目‐3

久しぶりに書いた気がする。
朗読二つ目、芥川龍之介の蜜柑。できました。

対して長くない短編小説だけどいざ編集すると大変だった。それでも10分にも満たない動画…次は萩原朔太郎の「喫茶店にて」にします。蜜柑よりは短いから1週間以内にアップロードできるかも…?

それで今日は9時ごろに起きて布団の中でうだうだして、11時になる前に出かけて古本屋に「たーたん」を探しに行った。「たーたん」は西炯子(「にしけいこ」と読むらしい。けいこが読めなかった)さんの作品で、28歳の男が殺人犯になった中学の時の同級生の娘を預かり、自分を本当の父と偽ったまま育てるというもの。
西炯子さんの作品は「娚の一生」と「姉の結婚」を読んだことがあるけど全然面白くなかった。でも「たーたん」はすごく面白いと思った。

娘はギャル風の見た目だけど家庭的で賢くて可愛い。お父さん(主人公の方)をきったねえ親父と思いながらもちゃんと好き。家事の多くはこの娘が担っているからドラマ化してたら「ヤングケアラー」とかSNS上でプチ炎上していたかもしれない。

てっきり全6巻ですでに簡潔しているのかと思ったら未完で、最終巻は4月10日に発売されるらしい。うわー近くて良かった。続きが気になって仕方ないのです。
ネタバレ避けのために詳しいことは何も言いませんが、うさぎドロップのようにはならないだろうということだけは伝えておきます。

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