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【サイト紹介】上限2,000字の小説投稿サイト「Prologue(プロローグ)」

※本記事は、小説の木に投稿した内容の転載です。

自分の書いた小説を小説投稿サイトに投稿しようとしたとき、どこへ投稿すればいいのか悩むことはありませんか。

今回の記事では、筆者が一年以上利用している小説投稿サイトから、2,000字以下の短編小説(掌編小説)投稿にお勧めな小説投稿サイト「Prologue(プロローグ)」の紹介と、向いている人、向いていない人について解説します。

短編小説に興味を持ち、どこかへ投稿してみたいな、と考えている方の参考になれば嬉しいです。


Prologueとは

まず、そもそもPrologueとはどんな投稿サイトかを解説します。

概要

小説投稿サイト「Prologue」は、上限2,000字の超短編作品限定投稿サイトです。
「普段読書をしてない人が、自然と本を読むきっかけを作れないだろうか?」という一言から開発が始まり、2021年2月にβ版が公開されたサイトです。

運営会社

Prologueは、株式会社indentにより運営されています。
株式会社indentは、小説家専用エディタツール「Nola」や、書いて・読んで・応援できる小説投稿サイト「Nolaノベル」のサービスも提供しています。
2022年3月現在、iOS版とWeb版が存在します。

iOS版

Web版

特徴

Prologueには、以下の特徴があります。

  • 投稿できる小説の文字数上限が2,000字

  • おすすめ、急上昇に載りやすく読者の目に触れやすいシステム

  • 感動的な結末、驚きの展開、といった個性的なジャンル分け

Prologueが向いている人

次に、Prologueへの小説投稿が向いている人を解説します。

2,000字以下の短編小説を投稿したい人

Prologueは、二千文字以下の短編小説を投稿したい人に向いています。

多くの小説投稿サイトは、長編小説ほどランキング上位にあがり、読者の目に触れるシステムとなっています。
例えば、小説投稿サイトでPVを稼ぐ方法を調べると、毎日更新という長編前提のアドバイスが書かれていることが多いですよね。

対し、Prologueはユーザー全員が二千文字以下の短編小説を投稿するため、長編小説でないことがランキングへ影響を与えません。

X(旧:Twitter)で物書きと交流をしたい人

Prologueは、物書き仲間と交流したい人に向いています。

有名な小説投稿サイトはユーザー数も多く、いいねやコメントの数も膨大で、作者から いち読者としてしか認知されないことも多いです。

対し、Prologueは比較的若いサービスなので、アクティブユーザーの数も多くありません。
そのため、いいねやコメントをすると作者に認知してもらいやすく、すぐに仲良くなることができます。
ただし、Prologue自体に交流をする機能はないため、作者がプロフィールに公開しているSNSへアクセスし、SNSを通じて交流することになります。

電子書籍化/映像化したい人

Prologueは、電子書籍化/映像化したい人に向いています。

多くの小説投稿サイトでは、賞金や書籍化を賞品としたコンテストが開催されています。
しかし、コンテストに参加するユーザーの数も多く、競争率は高いです。
また、コンテストに応募できる小説の最低文字数が数万字ということも珍しくなく、応募の敷居も高いです。

対し、Prologueはサービス開始から一年で、電子書籍化/映像化を賞品としたコンテストを二回も開催しています。アクティブユーザーの少ない今であれば、競争率も比較的高くはないうえ、他の小説投稿サイトと遜色ない賞品まであります。

  • Re-lay

    • 1作品の映像化(YouTube短編映画化)

    • 20作品の電子書籍化

  • 昇華

    • 1作品の映像化(Music Video風映像化)

    • 6作品の音声化(アーティストによる朗読)

    • 36作品の電子書籍化

また、応募できる小説の文字数も2,000字以下と少なく、応募への敷居も低いです。

Prologueが向いていない人

最後に、Prologueへの小説投稿が向いていない人を解説します。

長編を書きたい人

Prologueは、長編小説を書きたい人には向いていません。

Prologueは、1話あたり2,000字以下しか書くことができず、投稿した作品同士を話数で紐づける機能もありません。
長編小説を投稿したい場合、別の小説投稿サイトをお勧めします。

たくさんのPV/コメントが欲しい人

Prologueは、たくさんのPV/コメントが欲しい人には向いていません。

Prologueは、まだまだ若いサービスでありアクティブユーザーも少ないため、PV/コメントが少ない傾向にあります。
具体的には、累計PVは3桁、コメントは2、3件あれば、充分に多いと言える数になります。

小説の整理もしたい人

Prologueは、小説の投稿だけでなく、小説の整理も兼用したい人には向いていません。

Prologueは、現状β版ということもあり、機能が小説投稿に特化しています。
そのため、投稿した小説を投稿日/ジャンルごとに一覧表示したり、タグをつけてグルーピングしたりすることができません。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回の記事では、小説投稿サイト「Prologue」の概要とその特徴について説明しました。
短編小説(掌編小説)を投稿したい物書きの方に少しでも役立てば幸いです。

また、小説投稿サイトは実際に投稿してみてこそ良さが分かるものなので、少しでもPrologueに興味を持った方は、是非一度投稿してみてください。

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