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ポンペイ展・ラストランその1

こんにちは。
キョ委は・・今日は、風が吹き
涼しい宇治です。ありがたや。

さて、ポンペイ展の内容は今日で最後。
もう一回後のお話は、
暑さでくたばりかけたというお話です。

冒頭の写真は、アレクサンダー大王。
(彼の胸あてには、敵をビビらせて、
まるで石化させるためと、ご加護の為に
メデューサの絵が描かれているとか)

このモザイク画、教科書などで
お目にかかった方が多いかと思いますが、
ポンペイから出土していたとは
知りませんでした。御存じでした?

モザイク画は、プリントされた状態での
足元の再現。
数部屋に分かれて、テーマごとに
分類されて展示してあるこの展示会、
部屋と部屋を繋げる階段で言うところの
踊り場的な、たまり場(ソファも置いてあります)
に、広げてあるので、
ワタクシ、一回目には気が付かず
踏んづけて歩いておりました。

なにか別の展示、「メメント・モリ」の
モザイク画をもう一度見に行きたいと思い、
引き返して堪能した後、フラフラ~と
歩いていたら、足元が賑やか。
「ん?」からの、「んんっ~???」って
なったよね~。
気が付いていない人も、中にはいるはず。
展示の説明板もあるのですが、
柱にひっそりつけてあるから、
メッチャ見落としてた。

教科書で見た人が画足元に!
そして踏んづけていたという(笑)

教科書で見た時は、アレクサンダー大王が
メインのように描かれていると
思っていましたが、この足元画、
とても大きいので、単に「戦いの場」を
表現しておりました。
敵の大将や、大王の近くにいる人の
おののいた顔や、いななくウマの顔が
ド迫力で表されておりました。
大王はその中の一人。
とはいえ、伝説のアレクサンダー大王。
精悍なお顔立ちでした。

さ、今日はこんな所でしょうか。
2日連続チャリで夏季大会会場の山へと
行った疲れか、若さに当てられたのか
なんか疲れた。

あ、そうそう、これらのモザイク画、
1ミリ角とかで作られているそうです。
石片や色つきタイルを小さく砕き、
それらを貼りつけて一枚の絵にする。
材料(色)を作るだけで大変。

そして、火山灰と言う石灰成分に守られて
時を止めていたポンペイですか、
(乾燥させる作用があるそうです)
今、空気にさらされて、風化が進み
倒れる壁や場所ができているとか。

研究の為には発掘したいし、
観光地としても開けたいし、
しかし、当時のままの保存はしたいし、
のジレンマで、頭を悩ませているとか。

見に行っておきたいですね。
現地の美術館、博物館へも行きたい。
そんなところでまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館ブログ


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